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02月26日-03号

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  1. 越前市議会 2021-02-25
    02月26日-03号


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    令和 3年 3月定例会          令和3年3月越前市議会定例会(第3号) 令和3年2月25日の会議に引き続き、令和3年2月26日午前10時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│           令和3年3月越前市議会定例会議事日程            ││                        令和3年2月26日午前10時開議 ││  第 3 号                                  ││ 第1 議案第 7 号 令和3年度越前市一般会計予算                ││ 第2 議案第 8 号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計予算          ││ 第3 議案第 9 号 令和3年度越前市介護保険特別会計予算            ││ 第4 議案第10号 令和3年度越前市後期高齢者医療特別会計予算         ││ 第5 議案第11号 令和3年度越前市水道事業会計予算              ││ 第6 議案第12号 令和3年度越前市工業用水道事業会計予算           ││ 第7 議案第13号 令和3年度越前市下水道事業会計予算             │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第1 議案第 7 号 令和3年度越前市一般会計予算 日程第2 議案第 8 号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計予算 日程第3 議案第 9 号 令和3年度越前市介護保険特別会計予算 日程第4 議案第10号 令和3年度越前市後期高齢者医療特別会計予算 日程第5 議案第11号 令和3年度越前市水道事業会計予算 日程第6 議案第12号 令和3年度越前市工業用水道事業会計予算 日程第7 議案第13号 令和3年度越前市下水道事業会計予算  =======================================3 出席議員(21人)     1 番 中 西 昭 雄 君         2 番 砂 田 竜 一 君     3 番 清 水 一 徳 君         4 番 桶 谷 耕 一 君     5 番 近 藤 光 広 君         6 番 橋 本 弥登志 君     7 番 小 玉 俊 一 君         9 番 加 藤 吉 則 君    10番 大久保 健 一 君        11番 吉 田 啓 三 君    12番 川 崎 俊 之 君        13番 題 佛 臣 一 君    14番 安 立 里 美 君        15番 大久保 惠 子 君    16番 川 崎 悟 司 君        17番 城 戸 茂 夫 君    18番 小 形 善 信 君        19番 前 田 一 博 君    20番 前 田 修 治 君        21番 片 粕 正二郎 君    22番 三田村 輝 士 君  ───────────────────────────────────────4 欠席議員(1人)     8 番 吉 村 美 幸 君5 議  事        開議 午前9時59分 ○議長(三田村輝士君) 皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議の欠席届が吉村美幸君から参っておりますので、御報告しておきます。  ================ △日程第1 議案第7号 ○議長(三田村輝士君) 本日の日程に入ります。 日程第1議案第7号令和3年度越前市一般会計予算を議題といたします。 25日に引き続き区分2、歳出第5款労働費から第7款商工費までの質疑を続行いたします。 なお、その際の議案に対する質疑の方法につきましては前日と同様とし、各議員における質疑の制限時間は、それぞれ残された持ち時間により行います。 質疑に当たっては、該当ページを述べてから質疑に入ってください。 質疑を行います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) おはようございます。 また何点かお願いしたいと思います。昨日は老練な部長にちょっとはぐらかされた感もあると思いますので、今日はしっかりとお願いしたいと思います。 農林水産業費の136、137ページです。 説明4、新規就農者支援事業についてお伺いします。この内訳をお願いをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 新規就農者支援事業の内訳でございますけれども、現段階におきまして認定農業者の方が6人、新規就農者の方が6人となっておりまして、これまでの推移等につきましては、この制度が始まりました平成26年度、このときが3人、27年度は7人、28年度が2人、29年度が3人、平成30年度がお一人、合計16人となってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) ここで、新規就農者農具等整備事業補助金、そして農業次世代人材投資資金というこの内容をお願いできますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 新規就農者の支援事業でございまして、5年間だけこの方たちに対する経費について支援を行うものとなってございます。 ちなみに、5名の方が今回いらっしゃるわけですが、おのおのの前年度の収入によりまして若干削減をされるといったような内容となってございます。 ちなみに、今年度につきましては次世代投資資金額として150万円、これをお二人の要求をまず計上をさせていただいてるわけでありますが、この方につきましてはお一人、30代の方が新規就農者に予定をされてるといったこと、またもう一人につきましては年度内に新たに新規就農を始められる方がいらっしゃるのではないかという期待を込めて、お二人を計上してるわけでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) なかなか新規就農する方が最近少ないというか、農業に魅力が乏しい部分もあるんかなというふうに思いますが、この事業は国とか県の支援も受けてるのではないかなと思いますが、いかがでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) すいません、先ほどお答えが漏れております。新規就農者の支援で2種類ございまして、小農具等の整備事業補助金、これにつきましては県が4分の1、市が4分の1という形で計上をしてございます。また、もう一つのほうの農業次世代人材投資資金、これにつきましては国の10分の10の支援となってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 越前市も農業に人・農地プランとかとそういったことの取組とか、しっかりとした計画をつくって取り組んでいるわけですので、越前市単独でというところも見据えてもらったほうが、よりまた窓口が開けていくのかなというふうに思いますので、期待をしていきたいと思います。 次に、6番目の人・農地プラン推進事業でありますが、これは昨日補正のところでもお伺いしました。昨年同様の金額が予算化されていますが、これって期待を込めている部分ともう既に内定といいますか、そういう部分とあるんかなというふうに思いますが、内訳をお願いをします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) この人・農地プラン農地集積協力金でございますけれども2種類の制度がございまして、まず1つ目につきましては、地域のまとまった農地、これを県の農地中間管理機構に貸し付けた場合、地域に交付される地域集積協力金でございます。もう一つが経営転換をされた場合、その農業者の方にリタイア等の意味も込めまして経営転換協力金、こういったものをお支払いするものでございますが、この2つで合計300万円を計上したところでございます。 この内訳でございますが、地域集積協力金、これにつきましては反当たり1万円、こういった単価でございまして10ヘクタール分の100万円を、また経営転換協力金につきましては反当たり1万5,000円ということで13.3ヘクタール分の200万円を予算計上してございます。 なお、議員御指摘のとおり令和2年度の3月補正予算、こちらのほうでは減額をしているわけではございますが、令和3年度の当初予算におきましては本年度の実績と過去の集積状況、こういったものをもう一度洗い出しながら、さらなる農地集積への期待も込めまして、地域集積協力金で100万円、経営転換協力金で200万円を計上したところです。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) この農地集積協力金は以前からある制度かなというように思いますが、なかなか制度としてはハードルが高い部分と、このようにおおむね担い手のほうに集約をされている中で、ちょっとハードルが高いところでそれ以上進まないとかがあるかなというふうに思いますが、そういったところの課題というのはつかんでおられますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) この県農地中間管理機構への貸付けは基本10年間といったものになってございます。そうなりますと、やはり期間が長いといったこと、また手続等につきましても若干いろんな書類等の申請が必要だといったことから、どうしても多くの方がお知り合いの担い手等にお願いをしてしまうといったことがあるというふうにお聞きをしてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) そういうところの課題が以前からずっとあると思うので、どうしたら課題を解決できるかというところでの展望を開くといいますか、取組というか、いろんな相手の方と話合いをしながら、どうやったら開けるかというところをもっとつかんでいただきたいなというふうに思います。 人・農地プラン推進事業はいいとは思うんですけど、やはり担い手のほうに集約するということがおおむねいっぱいいっぱいになってきたかなというように思いますので、違った視点での対策も今後必要かなと思っております。 次に、138ページ、139ページです。 このうち、農作物鳥獣害防止対策推進事業ですが、これは大きな金額が出ておりますけど、3年度の特徴がありましたらこの中でお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 新年度の獣害対策でございますが、農作物鳥獣害防止対策といたしまして、大規模緩衝帯や電気柵などの整備に対する事業補助金、こちらのほうを7,151万6,000円、また市農業公社や猟友会に委託をしている有害鳥獣駆除対策委託料、これを1,200万1,000円、猟友会などの会員で構成をする市有害鳥獣捕獲隊、こちらへの報酬といたしまして1,265万9,000円を計上してるところでございます。 なお、新年度の特徴といたしましては、これまで市単独によりまして集落での鳥獣害対策、これを支援をする鳥獣害対策組織支援事業といったものがございますが、これまでは集落単位の申請であったものを、獣害対策におきましては集落間の切れ間のない取組、こういったものが重要であるといったことから、令和3年度からは複数の集落での取組を可能としたところでございます。このことによりまして、集落間の連携による鳥獣害対策、これを推進をしていきたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 単独の集落ではなしに複数でもという、地域単位でというそういった取組が大事かなというふうに思いますので、これについては市民のほうによく周知をしていただいて、集落間の切れ目のない対策をお願いしたいと思います。 同じく畜産業のところで、説明の4番目、畜産生産施設整備事業、これについての内容をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 畜産生産施設整備事業でございますが、この事業につきましては、畜産農家の生産拡大を目指すため、県の事業を活用いたしまして、経営規模拡大のために行う畜舎ですとかこういった増改築、または後継者への経営を継承するための省力機械の導入など、意欲的な取組を支援をするものでございます。 今回、当初予算におきましては2軒の養鶏農家と1軒の養豚農家、計3軒に対しまして合計2,835万2,000円を計上しております。 補助内容や内容につきましては、まず養鶏農家の1軒に対しましては鶏舎のカーテン工事鶏ふん発酵装置鶏ふん運搬機の整備費、この支援といたしまして補助対象事業費が2,070万8,000円に対しまして、県が3分の1、市が6分の1の補助率で1,035万2,000円となってございます。 また、養豚農家1軒に対しましては、昨年度に引き続きまして豚舎の新築に要する経費の支援といたしまして、事業費8,128万円に対しまして補助上限額の1,800万円を計上したところでございます。 なお、県内唯一の大規模農家でもあるこの養豚農家では、令和元年から6年までの5年間の計画によりまして豚舎全体を順次整備をし、出荷頭数を現在の2倍の5,000頭に増やすといった予定をされてるとお聞きをしてございます。このことから、この事業が経営基盤強化による生産拡大が期待できるものとして、県と連携をして引き続き支援を行っていきたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 昨日の3月補正のところで減額をされてまして、ちょっと聞きましたら本当はもっと増やしてほしかったんやったけど、県のほうから減らせって言われたという話を言われてましたので。県内唯一ぐらいの養豚場になったと思います。越前市、地元においてもブランドという取組をしてまして、結構需要は高いというふうに聞いてます。そういうところで、一生懸命若い人も、親子といいますか、育成しながらやっていますので、しっかりとした応援をお願いしたいし、豚コレラのほうの、豚熱ですか、感染対策も一生懸命やってるというところもあるので、そういったところをしっかりと目配りしながら支援をお願いをしたいと思います。 あと次、140ページ、141ページのところです。 ここの農道管理事業と市の単独の土地改良事業をそれぞれ計上されておりますが、これはおおむね各集落から、地区からの要望があるかと思いますが、それを満たしているのかどうかと、どれぐらいの率で計上されてるのかお聞きをします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) まず、農道管理のほうでございますけれども、原材料として砂利の支給などを行っておりまして、令和2年度におきましては申請のあった全ての集落に対して支援を行っているところでございます。 また、市単独の土地改良事業、こちらのほうでは集落からの要望により実施をしてるところでございますが、50万円以下の修繕などの工事につきましては、多面的機能支払事業交付金、こちらのほうの長寿命化事業も幅広く活用していただきながら施工していただいてるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 特に、単独の土地改良の50万円以上のとか100万円前後のところの要望が結構上がってるのではないかなと思いますが、そういったところはほとんど満たしてるということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) お問合せをいただいて、市の単独でできるものは限りなく支援をしているというふうにお聞きをしてますし、またどうしても小規模なもの、今申し上げた50万円以下の修繕とかになりますと、市の単独土地改良事業ではなく多面的機能支払事業交付金、こちらの長寿命化事業も活用しながら対応してるといったところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 市の単独と県単の土地改良とありますけれど、それのミックスでいろいろ地元のほうの要望を満足してもらうところがあると思うので、今後とも市と県単、両方併せながらいろんな目配りをしていただきたいなと思います。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) お願いいたします。 142ページ、143ページ、林業振興費です。4の森林環境譲与税の基金事業です。 まず、これにつきまして内容の概略説明をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 森林環境譲与税基金事業でございますが、まずこれまで実施をしてきました森林意向調査、こういったものに加えまして、十分な管理が行われていない森林の適正な整備、また県産材などの木材の活用を進めるため、森林環境譲与税を活用した5つの事業を整備をしたところでございます。 まず1つ目でございますが、小規模森林間伐促進事業でございまして、これにつきましては施業面積が国、県の補助対象とならない5ヘクタール未満の森林整備、これを促進するための補助事業となってございます。また、住宅地や道路に面した森林におきまして、倒壊により家屋や電線など、施設の被害、交通遮断などライフラインに大きな影響が想定をされる樹木につきまして、危機回避のための伐採にも対応するもので、15ヘクタール分の6,870万円を計上してございます。 なお、施業単価につきましては、県の森林整備補助金を採用してるところでございます。 次に、2つ目の林業労働安全衛生環境推進事業でございますが、これにつきましては林業従事者の就業環境、これを安全で衛生的なものに改善するため、労働安全装備品ですとか機械器具に対し補助をするもので、補助額は2分の1以内、上限は20万円、2事業主体分として40万円を計上したところでございます。 次に、3つ目の高性能林業機械借上支援事業でございますが、事業主体が民間のレンタル、リース会社等から高性能な林業機械を借り受ける経費に対しまして補助をするもので、借り上げ期間は1台6か月以内として、補助額は2分の1以内、上限25万円を支援するもので、補助額として300万円となってございます。この事業によりまして、今後の高性能林業機械の導入を促進させるとともに、産業技術の向上を図る、こういったことを目的としているものでもございます。 4つ目でございますが、木育環境整備事業でございます。 これにつきましては、子供が利用する施設や子供に遊び場を提供する施設、こういった施設におきまして木製の調達品の購入費用について補助を行うもので、購入補助は補助率4分の3の上限37万5,000円、今回は3施設分の75万円を計上しています。そのうち、1施設につきましてはてんぐちゃん広場、こちらのほうの木製調達品補助として本事業により豊かな感性の育成ですとか、森林資源の循環利用を図ってまいりたいと考えてございます。 最後に、林道維持活動支援事業でございますが、地域住民の方々が集落にある林道の維持管理を自ら行う費用に対し補助するものでございまして、これまで支援をしてこなかった側溝整理、草刈り作業、こういったものにも充てることができるものといたしまして、それに加え路面維持につきましても請負施工を可能としたことで380万円を計上をしているところでございます。 なお、令和3年度からこの5つの事業を展開していきたいと考えておりますが、今後も他市町の先進事例を参考にいたしまして、森林環境譲与税を活用した市独自の新たな事業も研究してまいりたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) ありがとうございました。今、最後のほうで市独自のものをこれから構築していくというお話もありました。 その中で、今御説明いただいた中の最初の小規模森林間伐促進事業補助金、ここにつきまして森林を所有されてる方がいらっしゃいます。今、後継者不足というんですか、そういった中で、やはり森林が気になっているというか、そういう方というのは高齢に達してる方が多いんです。そうしますと、そこら辺を森林環境譲与税ということの枠の中で期待されてる部分も結構出てきてるわけなんですね。ですから、ここら辺のところの考え方というのは、先ほどおっしゃった危険木とかそういうものも、今回この前の12月の補正でも採用されたという形でしましたけれども、今の私が最初に述べたそういうふうな課題については、どのような課題解決が見いだせるのか、そこら辺の考えがありましたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 今ほどの近藤議員の御指摘のとおり、森林整備が進まないといった特に小規模な森があると考えております。この森林整備が進まないといったことによりまして、倒木被害ですとか土砂災害などの二次被害、こういったものも想定をされると考えてございますので、こちらのほうで森林組合と連携を取る中で、パトロールの実施とかそういったことによりまして、いち早く危険と目される森林を把握をしながら所有者の確認をして、そちらの方と県と連携をしながら取組を進めていけたらと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) やはり、私も相談なり皆さんも相談を受けると思うんです。そういう中で、今おっしゃった森林組合さんとか県とそこら辺の連携というのをもうちょっとしっかりと見える化していただきたい。その中で、こういうことはできます、こういうことはまだできませんとか。お金の枠というのは決まっておりますので、その中の範囲、それ以外の予算が取れればそれはそれでやっていただきたいというふうに思いますけれども、日本の国土の80%を占める山林の森林をどのように整備していくか、環境をどう整備していくか、これは非常に大きな課題でございますし、地球温暖化に向けてこれからしっかりと対応していかなくちゃいけないという課題ですので。今日はそれぐらいの話にしておきますけれども、今後の推移をしっかりと見守っていきたいと、かように思ってます。 次ですけれども、146、147です。 商工費、5番、小規模事業経営支援促進事業です。これにつきまして内容を御説明いただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 小規模事業経営支援促進事業2,110万円でございます。 まず1つが、小規模事業経営支援促進事業補助金1,750万円でございますが、これは武生商工会議所及び越前市商工会が実施いたしております小規模事業者に対した経営、技術の改善発達のための経営改善普及事業、それとかあと職業系高校の高校生を対象といたしました職場見学会、仁愛大学での業界研究セミナーの開催、AI、IoT、SDGsの活用のセミナー開催など、小規模事業者の経営、技術改善発達のための支援事業といたしまして1,750万円を計上してるところでございます。 なお、来年度令和3年度につきましては、この1,750万円、内訳といたしまして商工会議所が1,050万円、商工会が700万円でございますが、令和3年度につきましては令和2年度、今年度のコロナ禍の状況を踏まえまして、伴走支援をさらに体制強化を図っていただくという意味で、伴走支援体制強化事業という拡充をさせていただいております。1,050万円のうち会議所は300万円を昨年より上積みしておりますし、商工会につきましては700万円のうち100万円を上積みさせていただいたところでございます。 もう一つ、小規模事業者伴走型持続化補助金につきましては、これは小規模事業者が商工会議所の伴走型支援を受けて経営改善計画等々を作成するに当たりましての支援事業ということで360万円、これは昨年も計上している額を計上させていただいたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 それで、今コロナ禍のこういう状況の中で小規模事業、特に非常に大変苦労をしているところはあると思います。将来に向けて、今伴走支援もするということで、南越駅周辺なんかも、また一般質問もさせていただきますけれども、そういうこれからのAI、IoT関係の発展というんですか、それを小規模事業者の方に生かしていただくという取組は非常に大切だと思ってます。それに対して、取組状況というんですか、今全体の概況というのをもしつかんでおられれば教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 詳細については整理をまだいたしていないところでございますけれども、先般商工会議所のほうでこのAI、IoT関連でのリアルではなく対面方式を避けるセミナーというものを開催いたしまして、なかなか事業者参加者を集めるのに苦労したというお話は聞いておりますけれども、そこら辺の実施をされているというふうに確認をしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。この制度の事業内容をこれからも来年度、令和3年度も進めていってください。強力に進めていっていただきたいと思います。 次に、ページ152、153です。 たけふ菊人形の施設整備事業ですけれども、これにつきまして今議会でもイメージ図が出てきてました。それで、展示をするという利用の仕方が主になるかもしれないですけれども、イメージ図の中で見ますと、窓が少なくコロナ対策上大切な換気の在り方とか、どのように設計上何か反映されてるのか、空調、換気、そこら辺のところというのはどのような状況でしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 屋内催事場につきましては、空調設備を備えている施設でございますので、窓等が少ないというふうにお感じになられておるかもしれませんけれども、そこら辺での空調管理についてはそういう機器によってしっかりされるものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。今、整備がされていくということで、今現在でここの施設に対しての活用方法というのは何か考えていらっしゃることがございますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 基本的には、今年9月にオープンいたしますけれども、まず最初にたけふ菊人形のプレオープンということでプレオープニングのイベントを開催していく予定でございます。そのほか、続きまして菊人形では、物販や飲食コーナーでの利用、そういったものを考えているところでございまして、以下地元伝産関係の展示とか、あと民間企業の展示、イベント等にも誘致をかけてまいりたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) せっかくの施設になりますので、通年型でいろいろと活用していただきたいというふうに思っています。 最後に、ページ162、163、お願いします。 河川整備事業なんですけれども、3の単独河川改修事業でございます。これにつきまして……。あ、土木だ── ○議長(三田村輝士君) 近藤議員に申し上げます。第3区になります。 ◆(近藤光広君) (続) すみません、間違えました。失礼します。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) じゃあ、私のほうから、148、149ページの商工費において、企業誘致事業、その中の官民連携プロジェクト推進支援業務委託料1,500万円についての事業説明をまずお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 官民連携プロジェクト推進支援業務委託料でございますが、事業内容につきまして本業務につきましては、オープンイノベーション推進ビジョンにて設定いたしました目指す姿及び越前市版スマートシティを実現していくために官民連携事業を進めていく上で求められる財務、法務等の専門知識等についてアドバイスを受けようとするものでございます。それに関します委託料でございます。 具体的には、3月22日から実施予定のサウンディング調査の結果等を踏まえまして、事業を進めていくに当たっての条件整備等のPPP手法導入可能性調査業務と公募要領作成支援や地元や関係機関への説明等への支援、協定や契約締結支援などの事業者選定アドバイザー業務、この2つで構成、委託していこうとするものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 サウンディング調査は当局でやっていくということですので、その実施後に入っていただくということなんですが、その結果からこういった民間の委託先に入っていただくということで、その委託先というのはもう既に決まっているということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) スケジュールにつきましては、お示ししたとおり短期間で進めていきたいというふうに考えておりまして、そういったことから今年度オープンイノベーション推進ビジョン及びイメージ図作成業務の受託者でありまして、またそれに関わりまして市の産業構造や越前市版スマートシティの概要や立地条件等などのほか、PPP事業にも精通しております三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社との随意契約で進めていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 その委託先については、これまでこういった官民連携プロジェクトを、例えば他県も含めてやってきたという実績等も含めてあるというふうに思うんですが、そういったアドバイスも譲受いただけるということなんで、そういったこともやってきたということでよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) お話を伺う中では、官民連携プロジェクトアドバイザーとしての実績は十分あるというふうに私どもも認識しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 そこの事業者に入っていただいた後に今後予定されております、例えば審査会や地元との協議、また選定委員会等があると思うんですが、そういった場所にも入っていただいてアドバイス業務をしていただけるということでよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) まず、公募の事業者を選定していきます選定委員会のアドバイザーとしての参画は必須というふうに考えております。また、地元の説明等におきます資料調製、そういったところでいかに分かりやすく資料調製をしていくかというアドバイスを求めていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 それでは、この委託についてはいつまでの委託になるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 今回1,500万円を計上した内容につきましては、事業者を決定いたしまして協定を締結するまでということで計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 締結するまでというと、予定では9月頃ということですか、来年の3月じゃなくて9月ぐらいまでということですか、それでよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 1,500万円の業務内容につきましては、今協定の締結までの計上となっておりますので、その後につきましては、またその後の検討をさせていただきまして、必要な業務が生じてまいれば順次業務委託をしていくような形を取っていくことになると思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 それでは、次に移ります。 同じくその下の企業立地補助金5億6,816万7,000円についての事業内容について、まずお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 企業立地促進補助金5億6,816万7,000円でございます。 この内訳といたしましては、過年度の債務負担行為に係る分といたしまして12件、金額にいたしまして3億5,558万3,000円でございます。 また、それ以外の今回新たに計上させていただきます新規分といたしましては11件、2億1,258万4,000円でございます。投資の要件、雇用要件を満たしたものが今回申請を新規にしていただいているわけでございまして、それが11件、2億1,258万4,000円でございます。そして、その11件のうち新たに債務負担行為を設定するものは5件分で総額6億1,363万2,000円ということで、債務負担行為の計上を設定をさせていただいたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 新たに件数のほうも大変増えてるということで、昨年といいますか、このコロナ禍の状況でもそういった設備投資というのは増えている状況であるということなんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 今回計上させていただきましたものは、設備投資が完了いたしまして雇用要件を満たしたものが補助金の申請をしているということでございます。 内訳を調べますと、平成29年、平成30年、その頃に大手に限らず中小を含めて旺盛な設備投資が市内で行われてた実績がございまして、こういったものが雇用要件を満たして令和3年度、また来年度、令和4年度にかけて申請が上がってくるものと状況を捉えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) こういった状況がある前に増えてきているので申請があったということですので、昨年度というか今年度については今後どのような状況になるか、今申請が今後出てくるかということも踏まえてということだと思いますが、こういった補助金の申請によりどれぐらいの雇用が見込まれるのでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 今回計上させていただきました5億6,816万7,000円、このうち新規で11件分、先ほど御説明いたしましたが、その11件分で100名の新規雇用が生まれたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 この要件というのは、中小企業の交付要件が緩和されたというふうに記憶しているんですが、そういった中小企業の申請のほうが増えたということでよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 今、議員に御説明していただいたとおり、平成27年10月から中小・小規模事業者を対象といたしまして雇用要件などを緩和した持続的発展生産設備増設等事業補助金という仕組みをつくりまして、それ以来31事業所を指定しているところでございます。総投資額で約29億円、補助金といたしましては約2億4,000万円ということで、積極的な活用をいただいてるところでございます。今回計上している新規11件のうち5件がその対象となっているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 今後、南越駅周辺まちづくりで商業施設等が進出してきたり、またホテル等もあると思うんですが、そういった多くの企業が増えてくることが予想されます。こういった大きな金額ですので、増えてくることによっての補助でいきますと、今後の財源については本当に大丈夫なのかなというふうに思うんですが、そのあたりはどうですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 南越駅周辺での企業立地を積極的に進めつつも、その立地見通しを的確に踏まえまして、財政需要見込みの下しっかり財政需要を立てまして、財政当局のほうとの十分な協議を行って、常に情報は共有させていただいてるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) そういったところも踏まえてよく考えていただきたいと思いますし、今後そういった設備投資をしていただいて補助金をいただいて、今現状投資して後で返ってくるというのももちろんあるんですが、今後の南越駅周辺のまちづくりで増えるとやっぱり心配だなと思うんですが、いろんな条件等を踏まえて今後見直していくということは考えてるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 御案内のとおり、新幹線開業が1年延伸されたということに合わせまして、現在着工期限を新幹線開業までという要綱になっておりましたので、必然的に1年延長させていただきます。そのほか、南越駅周辺の多様な商業施設、そういった立地を促していくため、制度が拡充していくことを考えております。 具体的には、今現在商業施設の要件といたしまして10億円以上の投資で30人以上の新規雇用というものでございますが、ある程度中規模的なものの誘導も図るということで、もう一つ5億円以上、15人以上という、補助金の金額といたしましては落としまして1億円というようなメニューを拡充していく予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) お願いします。 139ページの説明の17番、先ほど橋本議員からもお尋ねがあったところで、それ以外のところを若干補足させていただきます。 本事業につきまして、初日に市長のほうからもこの獣害の数字的なもの、イノシシとかあるいは鹿の数字の発表がございまして、非常に鹿が増えてると、現に私たちの周りでも本当に毎晩のように鳴き声が聞こえますし、あるいはまた目撃情報もたくさん寄せられております。 そんな中で、今年、今現在の被害面積はどれくらいあるのでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) まず、今年度の被害面積でございますが、農業共済のデータによりますとイノシシの被害が1.92ヘクタール、ニホンジカの被害が5.44ヘクタールで、合計7.36ヘクタールとなっています。 なお、過去5年間の被害面積ということでございますが、平成27年度が35.73ヘクタール、平成28年度が45.53ヘクタール、平成29年度が26.99ヘクタール、平成30年度が29.6ヘクタール、そして昨年度が15.89ヘクタールとなっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということで、この数字だけで見ると少しずつ軽減されているような数字になっておりますが、それでもイノシシに替わって鹿が非常に多発してるということで、鹿用の対策ということが非常に重要視されてきています。 そこで、これは過日、令和3年度の当初予算の概要のほうの御説明にもありまして、その中でこの関連事業が1億1,173万4,000円ということで設定がありました。それで、今のニホンジカの対策用の防護柵、これの導入を強化するということでございますが、具体的にはどういう形をされるのか、それをお尋ねします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 今回の有害鳥獣対策事業でございますけれども、ニホンジカ対策用の防護柵の支援につきましては、本年度より導入をしたところでございます。ただ、これにつきましては、12月議会で加藤議員からも御指摘がありましたとおり、集落からこの設置につきまして非常に扱いにくい部分があるというふうな御意見もお聞きをしてございます。このことから、令和3年度におきましてはその部品の変更を予定をし、ニホンジカの対策用の防護壁、これを多く設置をしていただくように対応してまいりたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ぜひお願いしたいと思います。各関連してる設置された町内の方からもそういうふうなお声をたくさん頂戴しております。 ちなみに、今年度の鹿の対策用の防護柵設置の導入の実績なんですが、たしか10町内ぐらいとはお聞きしてるんですが、あと大体どれくらいの距離になってるのか、及び次年度の導入予定の町内の数及び延長などをお尋ねいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) まず、本年度のニホンジカ対策用防護柵の導入実績でございますが、10集落に約5キロの防護柵を支援をしたところでございます。令和3年度におきましては、イノシシの防護柵を23の集落に約13キロ、ニホンジカ対策用の防護柵は20集落に約8キロ、電気柵につきましては7集落に約10キロの支援を予定してございます。 また、山際を整備をする大規模緩衝帯整備、これも3集落で約5キロを予定をしているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということで、町内ごとで今頑張っています。そして、この間の12月議会等々でもいろいろとお話、提案とかもさせていただいてますが、やはり町内独自で頑張ってはいるんですが、なぜかしらなかなか被害が軽減されない、どんどん入ってくるということで。集落間の同意形成による鳥獣害対策実践事業ということで県のほうにあるということを、昨年12月議会でしたか提案をいたしまして、そういった面で鳥獣害組織体制の整備というところでは、やはりこういうふうな事業というのは非常に大事になってくるかなと思うんですが、新年度これについての本格的な立ち上げというのはございますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 議員御指摘のとおり、集落で行う獣害対策、これは非常に重要であると認識をしています。そのことから、集落で行う獣害対策に対する支援事業として市鳥獣害対策組織支援事業というものを市の単独で持ってございます。これにつきましては、当初令和2年、つまり本年度までの5年間の支援制度ということにしてございましたが、引き続き支援を継続することとして新年度に予算を計上してございます。 なお、この獣害対策におきましては、先ほど橋本議員のほうでもお答えをしましたが、集落間の切れ間のない取組、こういったことが重要であることから、複数集落での取組を可能とすることで、今後集落間の連携による獣害対策、これを推進をしていきたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ぜひそういう形をお願いしたいと思います。 それで、具体的に関係する町内間の説明会とかそういうような実施予定はございますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(西野孝信君) 令和2年度に捕獲おり設置の実績がある集落の代表の方々に対しまして獣害対策ですとか維持管理、捕獲補助などの説明につきまして、3月6日にあいぱーく今立で開催を予定をしてございます。また、令和3年度に防護柵などの支援を予定をされている48の集落に対しまして、2月10日から3月1日にかけましてヒアリングを実施をする中で、代表の方々に維持管理の重要性を説明するなど、適時町内からの御要望に対して説明会を実施をしていきたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) 了解しました。ぜひ本格的に、今までどっちかというとちょっとばらばら感があったかなと思うんですが、よりまた連携をしながら情報共有をして、私たちも頑張っていきたいと思います。 それから続きまして、今度は153ページのほうなんですが、観光施設管理事業のところで、それとそれから155ページの9番の紫式部と国府資料館展示事業に関連したところになります。 これも当初予算の概要の11ページのほうで、紫ゆかりの館オープン、国府が置かれた本市の歴史と紫式部との関わりを発信ということで、観光施設管理事業、紫式部と国府資料館展示事業に1,246万円というふうなことで概要が書かれておりますが、いま一度事業内容とか予算内訳なんかを御案内ください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 予算の概要のほうに記載しております1,246万円の内訳のほうをまず御説明させていただきます。 予算書でいいますと153ページの下から5つ目になりますが、会場設営等委託料で120万円、これは資料館のオープニングイベント、また秋に予定しております越前式部まつり、仮称でございますが、これのイベント経費といたしまして120万円を計上いたしております。その下が指定管理委託料ということで1,089万7,000円を計上させていただいております。そして、おめくりいただきまして、式部と国府資料館展示事業ということで36万3,000円、これにつきましては季節ごとの企画展実施に当たる経費ということで計上させていただいておりまして、合計が1,246万円ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) 了解しました。 それで、以前から資料館の展示の仕方なりあるいはまた施設等についてはいろんな情報をお聞きをしておりますが、中でも最近のデジタル映像を駆使する、そういうふうなところが何かメインになってるようにも思うんです。もちろんそういうふうな技術というのは非常に重要な要素にはなるかとは思うんですが、そこにやはり人というものが入っていかないと、ただきれいな映像とかを見てくださいだけで終わってしまうとちょっと何か寂しい面があるかなというふうにも思います。そういった面で、ガイドさんというか案内する係の方とか、そういうなものを設置をする予定なんかはありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 指定管理者のほうで紫ゆかりの館の来館者に対しまして、国府が置かれた本市の歴史や紫式部、源氏物語の説明ができる人材は常時配置してまいります。また、紫式部公園との連携や当施設とのイベント企画、そういったものが行われる際には、源氏物語アカデミーや観光ボランティアガイドの皆さんと連携して、そういった今議員がおっしゃるような人での対応というものもしっかりしてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ぜひお願いしたいと思います。 それから、館内に間というんですか、何かそういう各部屋というか空間があるというふうにも聞いております。催しの間とかしるべの間とかいろいろとあるみたいなんですが。 そこで、催しの場とありますが、ここでは年間を通じての来館者が楽しめる展示ということでお聞きをしております。具体的にはどういうふうなものになるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 催しの間での展示内容でございますが、季節に応じて内容を変えて、年間を通して来館者が楽しめる展示を企画してまいりたいと思っております。オープン当初には、開館記念といたしまして紫式部、越前国府に焦点を当てた展示を行い、夏以降につきましては「源氏物語、六条院の四季」というテーマで源氏物語の季節の移ろいなどを表した作品を展示していきたいというふうに考えております。 そのほか、季節ごとの企画展のほか、秋には今年の源氏物語アカデミーのテーマである源氏物語と信仰に関連した展示を行ってまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) いろいろと予定が組まれているようですので、またある意味では楽しみなところかなと思います。 それで、この施設なんですが、これから着々と工事がなされていくんですが、年間の来客数の見込みはどれくらいの設定にありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 市の実践プログラムにおきまして、今回藤波亭の改修を実施するに当たりまして、令和3年度の目標につきましては、紫式部公園と合わせて9万人の来場者を目標として示したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) この9万人はこれまでよりも結構多い数字だとは思うんですが、その辺、去年とかおととしとか、もし数字が分かればお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 令和元年度の数字でございますが、紫式部公園と、当時の藤波亭の利用者数ということで6万3,000人でございます。それを今回改修に合わせまして9万人ということで設定をさせていただいたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) 了解です。ぜひ多くの方に訪れていただきたいなとも思います。 そういった面ではこの館だけでなくて市内あるいは丹南地域、そういうふうな観光スポットというのが幾つもございますので、そういった意味では連携をしてそういう取組、お互いのそういうなものも必要なんじゃないかなと思うんですが、その辺でのほかの市内の観光スポットも含め、また市外、丹南地域内でのそういうお客さんを誘導するようなところについての具体的な方策は進められていますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 源氏物語にちなんだ恋をテーマに万葉の里味真野苑、恋のパワースポットなどをつなぐ市内観光、さらには広域の周遊観光といたしまして西山公園の結びのチャイム、そういったものをはじめとした丹南地域の恋路パワースポット巡りなど、新たなモデルコースを創出し、市観光協会と連携して観光関連施設や観光事業者などにPRしていきたいというふうに考えております。 また、地域と連携した歴史、文化、伝統の発信に力を入れ、魅力あふれる伝統的工芸品を展示、紹介することで県内外に発信していきたいと考えております。 そのほかにも、当然ながらSNSを活用いたしまして、本施設のアクセスの推進、PRの推進を図ってまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ぜひ、本当に期待をしながらも、ほかの地域との連携なんかも本当に積極的にお願いしたいと思います。 あとは細かいところになるんですが、やはり何といっても今コロナ禍でございますので、ワクチン接種がされてそれなりに落ち着く面もあるとは思うんですが、またぶり返すようなこともあるかもしれません。そういった意味では、そこら辺の対策なんかも非常に問われてくるかなとも思います。ただ、このストレスというかコロナ禍の中での疲れなり、そういうなものを癒やすなり、そういう場としての一面もぜひこういうふうなスポットには必要かなというふうにも思います。ぜひ私たちのほうでもできる範囲では頑張ってまいりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(三田村輝士君) ここで換気のために暫時休憩いたします。 再開は11時5分といたします。       休憩 午前10時59分       再開 午前11時04分 ○議長(三田村輝士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行します。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 私からは、予算書147ページの真ん中ほどにあります3番目、中心市街地活性化事業5,028万4,000円の中には、調べますと地域おこし協力隊の事業があります。新年度はお二人ということでありますが、この地域おこし協力隊は当時2008年度、麻生政権において地域創造プランの柱として提唱をされて2009年度から全国で制度化されたというものであります。 報償費等が年間お一人200万円から250万円、活動費に年間お一人150万円から200万円、これは国から配付されるわけでありますが、まず、この新年度の地域おこし協力隊お二人は前年度からおられるのか、新しい方なのかお聞きをします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 地域おこし協力隊2名のうちお一人の方につきましては、令和元年からこちらのほうで務めていただいております。任期は令和元年4月1日から令和4年3月31日までとなっております。もう一人の方につきましては、昨年、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの任期となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 隊員の期間はおおむね1年以上3年までとなっていますが、ただし3年を超えても活動の継続は可能というふうになってると思うんです。それで、越前市は今まで制度化された、多分十二、三年の間にどれだけの方が本市に定住をされたか、数が分かればお教えいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 地域おこし協力隊の方で定住された方という御質問でよろしいです。(川崎俊之君「はい。」と呼ぶ)今ちょっと記憶をたどりますと、過去お務めいただいた方で今現在お一人の方が引き続きまちづくり武生株式会社のほうで事務のほうをお手伝いいただいて、今自分のやりたい仕事ということをこの越前市で活動をされているというふうに確認しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 地域おこし協力隊は、かなり新聞でも今まで各自治体で大きく活躍されておりますね、いろんな他市で。この越前市の地域おこし隊の方は一生懸命やっておられると思いますが、なかなか目に見えてこないというのが我々のところの実感であります。 それで、昨年からコロナ禍ということでなかなか活動がうまくいってないのではないかと思ってるんです。新年度に対してもまだコロナ禍の最中であります。今後、地域おこし協力隊の方をどういった形で活動の中に生かしていくのか、改めてお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) まず、お一人の方につきまして活動の内容について紹介させていただきたいと思います。 この方は令和元年からこちらのほうに来ていただいてる方でございますが、絵本を生かしたまちづくりをテーマにということで、市内での絵画教室の開催、あとアート活動を中心に行っております。 また、昨年度及び本年度におきましては、地元への関心を深めてほしいという思いから、県内及び市内の伝説、昔から伝わるお話をテーマにした創作絵本2冊を制作、出版しているところでございます。 また、昨年から日刊県民福井に「ふくいこころ旅」というエッセイとイラストを掲載しており、市内のみならず福井県のすばらしさを発信して現在も継続して活動していただいてるところでございます。 もう一人の方、昨年赴任された方でございますが、得意分野がイベントということでございまして、昨年は今議員がおっしゃるとおり、コロナ禍においてイベントがなかなかできないという中で、中心市街地の活性化を担っていただく予定をしておりましたが、活動が制限されているという状況でございます。 本年度につきましては、春に完成いたします庁舎前ひろば、そういったものを中心といたしまして各種市民団体、あと市民の皆さんとの協働によるイベント企画、そういったもので手腕を発揮していただきたいというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) それぞれ得意分野で活動されてるのは分かるんですけど、もう少し越前市の地域おこし隊はこういった方が頑張ってるんだということを市外にも大きく見せていただけるようなそういうPRもしていただきたい、これは要望です。 次に、同じく下のほうに行きます。 中心市街地活性化推進業務委託料、この中には庁舎前ひろば等イベント業務委託料が600万円で計上されておりますが、この中で庁舎前ひろばオープニングイベントは開催日が4月18日の日曜日ということで、内容がクラフトや食のブース設置となっておりますが、具体的な内容をお聞かせいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 4月18日に開催を予定しております庁舎グランドオープン時に、庁舎前ひろばでの屋外の催しといたしまして、現在OSK日本歌劇団によるミニレビューショー、そういったものをはじめ市民団体や福祉団体、また同日開催予定の男女共同参画センター20周年の記念行事、こういったものと連携したブース出展等を予定しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) せっかくのオープニングイベントということなので、伝統産業がたくさんありますので、そういった方の実践販売とか3大グルメを十分にPRをしていただくようなイベントも考えていただきたいんですけど、このところはどうお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 現在、今議員が御提案いただいたような内容につきましては検討していない状況でございますが、市内の近く、指物もございますし、そういった刃物、和紙、産地組合とまた協議を進めさせていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) よろしくお願いします。 続いて、153ページでございます。 下のほうの7番の観光施設管理事業3億1,030万8,000円の中で5番目の手数料、この4万6,000円は少ないんですけれども、この中には萱谷町のトイレ法定点検手数料、さらには荒谷町のトイレくみ取り料とかいろいろあるわけですけど、特に私が言いたいのは、この荒谷町トイレくみ取り料1万1,000円、これは年間2回だと思うんです。実は、日野神社のところにくみ取り式の便所がかなり古いということで10年前から要望が来てると思うんです。西野教育委員会事務局長も観光課の課長、御要望が行ってると思うんです。もう歴代課長でも10年を超していると。地元ともいろんな行政側が交渉をしている、ストップしてるともお聞きをしております。今現状はどういう状況になってるのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 議員おっしゃるように、過去何回も、またこの議場におきましても歴代産業環境部長が答弁をさせていただいてるところでございます。 今の進捗でございますが、31年に前部長が御答弁をさせていただいて、なかなか費用対効果も含めまして、地元のほかのトイレとの連携ということも設計した経緯もあるようでございますが、やはり費用がかさむということで、地元と協議を引き続きさせていただくというような答弁をさせていただいていると思います。 今年度、担当課のほうに指示をいたしまして、県の補助事業が何か活用できるものがないかということで調べをさせたわけでございますけれども、なかなかトイレということになりますとハードルが高いといいますか、ということでございまして、財源を含めまして内部のほうでは検討をさせていただいている次第でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 検討していると、もうまたあと10年後になっちゃうんです。検討はいいんですけど、しっかりと地元は要望があるはずですよ。地元の公民館ならいいんじゃないかという声を聞いております。日野神社になると、そりゃ莫大な金がかかるのは私も知っております。しっかりと早急に地元と取り組んでいただきたい。当然、地元の区長会からも新年度は要望が出てくると思いますので、しっかりと部長取り組んでいただきたい。最後に御答弁お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 地元の方と協議をしながら利用者数などを踏まえた整備方法やそれに係る費用等、そういったものについてしっかり地元と協議を進めてまいりたいと考えます。 ○議長(三田村輝士君) 川崎議員に申し上げます。質疑ですのでお願いします。 ◆(川崎俊之君) 分かりました。ここまでに置いておきます、一般質問ではないんで。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) では、次に行きます。 次は155ページ、同じく商工費でございます。 ここの観光推進事業という中で、その下のほうに行きます、施設管理委託料と建物借上料というところでございます。ここに触れていきますが、これは現在今センチュリープラザ1階に観光・匠の技案内所管理運営委託料というのが新年度637万円、さらには使用料及び賃借料659万9,000円というのが新年度で上がってるわけなんです。 ここの観光案内所にどれだけの方が昨年度あたりは来られてるのかなって、分かっている範囲でお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 観光・匠の技案内所の来場者につきまして、令和元年度は7,420人でございます。令和2年度につきましては、1月末現在で、またコロナ禍ということもございまして2,882人という集計になっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 私も以前ここに勤めてらっしゃる女性の方に聞いたことがあるんです。当時、JR武生駅から降りて、じゃあ歩いていくんだと、ずっと行ってお総社行って、お総社の前に戻ってきて、蔵の辻に行ったらイベントが何もないからすぐ帰ってきましたというような声も聞いております。 そういった面で、どういった観光の案内をしているのかよく分かりませんが、今度北陸新幹線(仮称)南越駅にも観光案内ができます。それで、JRも並行在来線が今度は特急が走らなくなるかもしれないので、お客さんとしてみれば少し少なくなるのかなと思うんです。 そういった中で、先ほど言いましたように使用料の賃借料、一等地の659万9,000円はいかがなものかと。駅前には空き家とか空き店舗があるわけです。先ほど、地域おこし協力隊の皆さんもそういったところを利用して住んでいらっしゃる。こういった考え方はないんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 観光・匠の技案内所につきましては、まちなか観光の拠点として必要と考えておりまして、引き続き設置をしていきたいというふうに考えておりますが、また協力隊の関係の皆様につきましては、現在まちづくり武生株式会社のところでまちづくり会社の機能も踏まえながら活躍をしていただいてるところでございますので、そちらのほうでの活躍のほうが、まち会社との連携というものも取れるというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) それはよく分かるんですけれども、今後並行在来線が1年延びましたが、そこを見据えてどういった方が来られているのか、人数、ここにお入りする人数もしっかりと把握をしながら、決められた財政もあります。いろんなところで、細かいところで縮小していく、これが当たり前のやり方なんだと私は思います。そういう面をしっかりデータを取りながら、無駄のない使い方をしていただきたい、そのように思いますので、最後に御答弁をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 新幹線開業後、道の駅の観光案内所につきましては、目的でございます広域観光、広域的な観光誘客に対応する拠点として設置していく予定でございます。繰り返しになりますが、観光・匠の技案内所につきましては、まちなか観光の拠点として必要というふうに考えております。 今後、家賃の問題につきましては、現在新年度に向けてタケフ都市開発と交渉中でございますので、分かりやすく言いますと値下げについて交渉をさせていただいているということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) ありがとうございました。 そこで、またちょっと細かいんですけれど、ここの予算に多分ご当地グルメ活用観光消費拡大事業というのがあると思うんです。ないですか。この予算の中、市観光協会補助金、この中かな。 その中で、多分ご当地グルメ活用観光消費拡大事業というのが240万円あると思うんですけど、この事業の御説明をお願いできますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 観光協会の補助金の中でございまして、この5,886万円の中の一つの事業として令和3年度新規で事業を立てるものでございます。 インバウンドの流れをくんで新たに新ご当地グルメ活用消費拡大事業ということで、総事業費350万円のところを2分の1の支援ということで175万円を観光協会のほうへ支援をさせていただくというものでございます。 中身につきましては、今回そばまつりとか3大グルメPRとか、今年でいいますと市内のおそば屋さんを回るようなああいうチケット、そういう企画もしておりますので、そういった企画を新たに組んでいくという内容と聞いております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 今、部長から出ました越前そばというのは、越前市が本家本元だと私はお聞きをしております、麺類組合から。700年の歴史があるんだと、ここが本家本元だと。そういった麺類組合の方は、すごく熱い方がたくさんいらっしゃるんです。そういった方のいろんなところでのイベント。例えば、こういった需要に対して声が上がっていると思うんです。そういったところを行政がタイアップして、いろんな事業で協力をしてあげたいんです。こういった事業にもしっかりと取り組んでいただきたい、そのように思ってますので、最後にもう一度御答弁をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 食について、観光協会のほうでも非常に力を入れて各種イベントを考えておりますので、今おっしゃるような越前そばをはじめ、食のイベントについての支援といいますか、そういったものはしっかり対応していきたいというふうに考えております。(川崎俊之君「なら、よろしくお願いします。以上です。」と呼ぶ)(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) じゃあ、お願いいたします。 まず、153ページのたけふ菊人形事業の中から2点お伺いしたいと思います。 施設整備工事費、先ほど近藤議員からも質問が出てましたけれども、これについて見流し館を屋内催事場に整備するということなんですけれども、この事業に至った経緯、これをまずお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 現在、見流し館につきましては老朽化、また耐震も整っていないということで、その在り方について実行委員会を中心に検討を重ねてきたところでございます。 今回、屋内催事場につきましては、その対応といたしまして、また70回の菊人形、そういったものを見据えて対応してきたところでございまして、今回、令和2年度、令和3年度の2か年の事業で改修、新たに改築をさせていただくものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 先ほどの答弁の中で、利用方法というのはお答えになってました。その中で、菊人形期間じゃない部分で、一般の民間の方たちへのイベントのために誘致を図っていくということでしたけれども、この団体がもし利用するとなると、利用料金というのはもう決められてるのでしょうか、お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 今回、都市公園条例の改正の中で使用料を提案させていただいたところでございます。かいつまんで御説明をさせていただきますと、この施設を利用しまして催事等、イベント等を行う場合の使用料につきましては、1時間につき1,600円、また営利目的で使用する場合はその2倍額、入場料を徴収する場合は入場料が1,000円以下の場合は3倍額、1,000円を超える場合は10倍額というふうに設定をさせていただいたところでございます。 また、空調設備、それの使用料につきましては、1時間につき500円としまして、営利目的の場合は2倍としております。なお、そのほか使用料の減免基準につきましては、市が定める越前市統一減免基準に基づき、ほかの公共施設と同じように減免基準を取らさせていただく規則を定めてまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 減免は、これから先、きちっとされていくということでいいんですね。ありがとうございます。 それでは、ここですけれども、管理するのはどなたが管理するのか、その辺をお聞きしたいんですけれども、平日が無料休憩所としますというふうになってるんです。管理団体は、多分常駐はしないと思うんですけれども、無料休憩所が平日使われているときに安全性とか、その辺に関してはどのような形で確保されるのかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 今年9月にオープンを予定しております。年度途中ということでございますので、今年度につきましては市直営の管理方式ということで、現在、武生中央公園の指定管理者であります越前パークマネジメント共同事業体のほうに業務委託をさせていただく予定でございます。 それにつきまして、今、議員御質問の常駐するのかしないのかということでございますけれども、施設につきましては常駐は考えておりません。菊人形事務所のところが平時の指定管理者の事務所となっておりますので、そこの巡回と併せて管理をしていくような考え方で整理しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 子供たちも利用するようになると思うんです、この会場に関しては。そうすると、中で何が起きてるか分からない状況で、もし何かあったときに誰が責任取るのということになると思うんですけれど、その辺、防犯カメラなんて言っていいのかどうか分からないんですけれども、ある程度中が見回せるような設備をつけることによって、もし巡回しない時間でも管理事務所にどなたかいらっしゃれば何か起きたときには見守れるということがあると思うんですけれど、その辺は考えてらっしゃるでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 今現在、その防犯カメラのところまで検討に至っておりませんが、今議員がおっしゃるとおり、子供さん方がどういった行動をするか分からないということもございますし、昨年痛ましい事故も噴水周りであったところでございますので、防犯カメラの設置につきまして検討させていただきたいというふうに考えます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ぜひ安全で安心して子供たちが利用できる、そして家族も利用できるような形にしていただきたいと思います。 それで、もう一つ希望したいのが、平日ですけれども子育て中の若いお母さんたちが乳幼児を連れて訪れることが多くなると思うんです。そうすると、だるまちゃん広場ではちょっと無理なような形で、ここを利用して休憩する、そのようなときに授乳室とか授乳コーナーの設置というのが全然説明の中には出てなかったんですけれども、この辺は考えてらっしゃるでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 現在、武生中央公園内には管理事務所横、あと市中央図書館、かみなりちゃんのおうち、AW-Iスポーツアリーナの4か所に授乳室が設置されているところでございます。屋内催事場につきましては、先ほど御説明しましたとおり、管理人が常駐しないことから、授乳室の設置につきましては設計に組み込んでいないということでございます。屋内催事場の利用者を含めまして武生中央公園の利用者に対しまして授乳室の分かりやすい案内、そういったもので対応していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 小っちゃい子を連れた場合、どんなことが起こるか分からないんです。そうなると、急に戻してしまったから子供をどうにかしたいとか、おむつ替えをしたいとかとなると、授乳まではいかなくてもある程度パーティションを作って、お母さんたちが休憩できるコーナーとかというのも作っていただけると、安心して利用できるんじゃないかなと思うんですけど、その辺は考えられないでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 先ほども申しましたとおり、中央公園全体を考えた場合に4か所授乳室が設置されているということで、公園全体を見ますと適切な配置がされているというふうに考えておりますので御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) じゃあ、その授乳コーナーに関しては無理ですよということなんですけど、あと夏休みとか、子供たちが水遊びをするんです、結構。そうすると、小学校中学年、高学年の女の子たちが着替えるときに写真を撮られたりする場合があるということを聞いたことがあるんです。そうすると、その子たちがせめて着替えるコーナーを作っていただけるとかも考えていただけると、以前それなりの施設が欲しいというのは希望したんですけれども、そういうのが無理でしたら今回の施設の中にコーナーを作っていただけたりするとありがたいなと思うんですけれども、その辺は考えられないでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 9月からオープンさせていただきますので、その後の使用状況、お客様方、中央公園全体を見渡しまして、利用状況、そういったものを勘案いたしまして、必要な施設、必要な対応については随時検討させていただくということでよろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ぜひ、これから先、多分これは大切な施設になってくと思うんです。利用も多くなっていくことを望みますと、それなりに利用しやすい施設にしていっていただきたいなと思いますので、その辺は希望したいと思います。 それでは次に、菊人形事業の補助金についてお聞きしたいと思います。 これは、実行委員会の事業なんですけれども、今回70周年ということで、市としてもいろんなことを考えてると思うんです。そうすると、昨年と同じ補助金額ですよね。そうすると、越前市としては70周年に向けて実行委員会にこんなことを言っていきたいなというようなことは考えてるのでしょうか、お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 70回の記念事業を迎えるということで、実行委員会としてどのように特色をつけていくかということにつきましては、また実行委員会の中でしっかり協議をさせていただきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) その中でも市としてこれだけはしてほしいということは考えておいていただきたいと思います。今回、花のまちづくりのほうに別に予算をつけてらっしゃいますよね、400万円。これは70周年ということで、トピアリーの制作を委託したということをお聞きしてるんです。このような形で、しっかりと70周年なんだからと、今回はコロナのためにかなり縮小されて菊人形を楽しむことができなかった方がいっぱいいるんです。そういうことを考えると、ぜひ市としてきちっとした形を実行委員会のほうに示していただきたいというのは思っております。この菊人形というのが全国的にもなくなってきている、枚方の有名な菊人形でさえもうなくなってきて展示だけしかないという寂しい菊人形の会場になってますので、ぜひ全国的にも珍しいこの事業を充実していっていただきたいと思いますので、実行委員会のほうにしっかりとした声を出していっていただきたいと思います。その辺、何かありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。 ◎産業環境部長(小泉陽一君) 市といたしましても、70回たけふ菊人形に向けまして、現在予算計上させていただいております屋内催事場の整備や大型遊具老朽化対策による魅力向上事業、そういったものに取り組んでいるところでございます。 9月にはたけふ菊人形のプレイベントといたしまして、先ほどの屋内催事場でのオープニングと大型遊具の更新のうち1基、アストロファイターの新機種、それのお披露目を兼ねたイベントということで、オープニングイベントをしていきたいというふうに考えております。 また、先ほど議員のほうからも御紹介いただきましたが、大型トピアリーなど、菊花展示の充実、そういったものも市としてしっかりやってまいりますし、また屋内催事場などを活用いたしました食のコーナーや物販など、新しい会場構成の下、市としてしっかり対応してまいります。 そういったことも踏まえまして、実行委員会の中で実行委員会としてどういったことをやっていくということをしっかり議論をしてまいりたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ぜひ、市外の方にもきちっとした形でPRをしながら実行していっていただきたいと思いますので、強く要望して質問を終わりたいと思います。 ○議長(三田村輝士君) 以上で区分2に対する質疑を終了いたします。 次に、区分3、歳出第8款土木費から第14款予備費まで及び継続費から歳出予算の流用までの質疑を行います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) お願いいたします。 私は、第8款土木費、164、165ページの公園費の2番、補助公園整備事業の公園整備工事費の中の紫式部公園藤棚整備工事についての予算1,400万円の内容についてお尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 紫式部公園の藤棚の更新工事についてでございますが、公園南側の園路にある藤棚が非常に老朽化をしております。安全で魅力的な空間の形成を図るため、藤棚を支える棚の改修、それから土壌改良を行うことで藤を元気にするというふうな工事を実施するものです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 南側といいますと、2つあるんですね、棚が。東側はもう鉄骨で修復してあると、あの鉄骨と同じような形にするということでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 設計につきましては、これからということですので、これまでの工法がよければそのまま行きますし、ちょっと改良を加えるということになれば若干仕様が変わる可能性はございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) この藤棚の改良といいますか、改修といいますか、過去10年間でどのような形で改良されてきたか、また予算を取ったか、お教え願えますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 詳細な予算については、ちょっと資料を持ち合わせておりませんが、これまでも棚の老朽化している部分ですとか、柱の老朽化した部分、そういった部分の補修を部分的に行っています。上のほうを見ていただきますと、多くの箇所、結構目立つぐらい補修は行ってまいりました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 過去10年間といいますか、23年から28年まで私も調べさせていただいたんですけれども、26年から28年まで3年間にわたって改修をされております、これは単独事業で。その合計が2,227万1,000円でした。これほどの大きな予算をかけて改修されてきたんですけれど、なかなか花が咲かない藤棚とよく言われますけれども、根本的にどのような形でしたらいいかということですよね。そういった中で、この紫式部公園においての藤棚の意義、なぜ藤棚が必要なのか。この根本的な意義というものがありましたらお聞かせ願いたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 当時のことまでちょっと勉強しておりませんので、そこまで詳しくは申し上げられないと思いますけれども、あの藤棚につきましては、できました当時、非常にきれいな花が咲いていました。ここ最近は、議員がおっしゃるようになかなか花が咲かなくなっているというようなことから、今回土壌改良も実施する中で様子を見ていきたいというふうに考えています。 あの距離の藤棚というのは、全国的にも非常に立派な延長を誇っておりますので、紫式部公園の横で散歩ができる空間として、きれいなものとして管理をできるようにしていきたいというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 紫式部公園、3,000坪の敷地の中で、藤棚の回廊というものは、花が咲けばすばらしい散歩の名所にもなろうというふうに思いますけれども、まずこの藤棚の意義というものをしっかりと捉えてほしいんです。私が考えますには、紫式部公園、紫式部を中心とした公園であろうかと思います。紫式部というと、藤原為時、その父の仕事の都合で来られた。藤原家といいますと、一番最初に大化の改新の藤原鎌足、この子孫であるわけです。その藤原家というのは、当然藤という名前がつくだけあって藤の花を家紋としている。祭られているところも春日大社ですよね。春日大社も藤原家の関連ですから、当然藤棚というものが非常に立派なものがたくさんあります。そういう関係で多分藤棚というものを紫式部公園に設置したんだろうと思います。 そうした意味においても、この藤棚というものの非常に大切な意義というものをまず捉えていただいて、ただ藤棚を修理するというだけでなくて、まず花を咲かせること、花が咲かない藤棚なんて全く意味がございませんので、そうしたところで、土壌改良というお言葉ありましたけれども、専門のそういう職人といいますか、庭師といいますか、そうしたものの意見というものは聞いておられるかどうかお尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) これまでにも相談をしたというふうなことは記憶をしておりますけれども、なかなかうまくいかなかったからこういう結果になってるんだと思いますので、今回の整備に当たりましてはしっかり樹木医や造園技術士の意見もお聞きしながら進めさせていただきたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) せっかくの藤棚ですので、ぜひとも藤の花の咲く藤棚にしていただきたい。どういう縁か分かりませんけれども、建設部長は藤原という名前ですので、全く縁がないわけではないと思うんです。建設部長である以上、自分がその任期の間にしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思いますんで、よろしくお願いしたいというふうに思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) すいません、1点お願いいたします。 159ページの単独道路維持改修事業のうちの施設管理委託料5,051万4,000円です。これは、過日説明を受けた令和3年度当初予算の概要のほうでは4,800万円で計上されていますが、この違いとかを御説明ください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 差額につきましては、遊歩道の管理というのは別個に発注しておりますので、そういった経費を含めた金額でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) 了解です。 そこで、この事業の中身なんですが、道路といってもいろんな施設があるということで、道路の施設なんかも併せて御説明いただきたいと思うんですが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 事業の内容ということで説明をさせていただきたいと思います。 道路施設等維持管理業務包括委託、この内容でございますが、市道施設それから河川施設の巡回パトロール、道路舗装の穴埋めや段差解消などの路面補修、道路の植樹ますや路肩並びに河川の管理通路などの草刈り、また除草剤の散布、それから街路樹や支障木の簡易剪定など、令和2年度までは市直営にて行っていた業務になります。 また、包括委託料におきます年間の委託費の内訳でございますが、作業員と事務員など人件費等で約2,800万円、新たな取組になりますけれども小規模な路面の補修費用で約1,500万円、アスファルト等廃棄物の処分費用や消耗品等で500万円を見込んでいます。 なお、路面補修の規模により数量が変動するアスファルト合材等の原材料につきましては、市が支給します。また、機械や車両等についても市から対応いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということで、ありがとうございます。 それで、従来こういう社会資本というか公共施設等の総合管理計画が何年か前に御説明をいただいております。それとの関連とか位置づけなんですが、たしか計画の中では、これは道路だけに限らずそういうふうな社会資本というか資源についての予防保全型ということで打ち出されてきたかなと思うんですが、それとの関連でいけば幹線道路とか、あるいは頻繁に利用されている、そういうふうな道路施設関連がどうしても脚光を浴びて、それ以外の小さい狭い道とかが置き去りにされがちになるんではなかろうかとも思いますし、あるいはまたその計画の中では将来に係る費用というか、維持管理に係る費用がすごく何十億円という単位でなってたかと思います。大体年平均17億円余りだったかなと思うんですが、そういった意味では確かに予防保全型というのは非常に重要であることは間違いないんですが、幹線とかよく利用される道路以外のそういうふうなところにもしっかりと対応はして、包括委託することによって対応はきちっとなされるんかどうかというところでお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) この包括業務の委託の対象は、市道全部になります。しかしながら、約850キロ市道がございますので、それを全て見て回れるというふうなことはなかなか難しいと思ってまして、一、二級の幹線道路につきましてパトロールを定期的に実施する中で、またこれまでの市の職員が現場に行った際にパトロールとかしておりましたように、そういった部分、それから市民の皆さんからの通報等を受ける中で、この850キロを管理していきたいなというふうに考えてます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) 確かに膨大な距離、延長になりますので、なかなか大変なのですが、そうすると地元からのそういう要望というか、町内のあそこの市道何号線が傷んでるからしてほしいというところではすぐ、その要望にはしっかりと委託業者も対応はしていただけるんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 各地区、各町内からの要望や問合せにつきましては、従来どおり市で受け付けまして受託業者にて対応できる内容のものは、市から受託業者に速やかに指示を行っていく予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) 了解です。その部分が非常に地元にとってみると一抹の不安を覚えるところもありますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから、この包括委託のメリットはもちろんある、でもその反面デメリットもあるんだろうなと思いますが、ただ一般的に公的なところでの今まで市が管理していただいてる部分を委託することによって、何かデメリットの部分が生じるんではないかなと一抹危惧を覚えるんですが、デメリット部分なんかは全くないというふうにお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) デメリットについては特に今のところ考えておりませんが、今回この包括委託が県内で初めてするということになります。ですから、受託事業者と市の間で連携を密にしながらデメリットが出ないように取り組んでいきたいと考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) 了解です。これからの課題でもあるんかなと思うんですが、ぜひ密な定期的な協議であるとかそういうようなことをして、やはり地元本位でもっての業務をぜひお願いしたいなというふうに思います。この前の大雪で路面が今、傷んでるところが結構見受けられますので、今年度もまたぜひ、新年度に向けてお願いしたいなというふうに思います。 以上です。 ○議長(三田村輝士君) 暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。       休憩 午前11時51分       再開 午後 0時58分 ○議長(三田村輝士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 第3区分の質疑を続行します。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) よろしくお願いします。 予算説明書の160、161ページになります。 土木費のところになります。161の説明のところの真ん中よりちょっと下ぐらいに、1、道路除雪対策事業1億5,017万7,000円になりますが、こちらの事業内容について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 道路除雪対策事業につきましては、冬期間の除雪、それから凍結防止剤、歩道の除雪であったり、それから雪捨て場の雪を押す、そういったことの委託料や、それからあとは除雪機械の借り上げ料、それから除雪業者が除雪車を購入するときに補助をする、そういった事業を行っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。名前のとおり除雪に関わる事業だなというふうに理解するんですが、2018年、3年前、大雪がありまして、3年ぶりに今年も1月7日、8日ぐらいからある程度の雪が降ったということになるんですが、3年前の大雪を経験しまして、そういった経験から2019年頃から除雪機械にGPS装置をつけて検証を行っていくということでしたが、その後なかなか雪が降らずに今年大雪となったわけで、そのGPSによる検証というのはどのように行われたのか気になりますので、今回その成果があったのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 今、議員御紹介がありましたように、本市では平成30年2月大雪を踏まえまして、平成30年度から試験導入として10台の除雪車にGPSを搭載しまして、しばらく降雪がなかったわけですけれども、本年、3年ぶりに降雪がありました。GPSの検証及び成果につきましては、GPSを試験搭載したことによりウェブ上で除雪車の軌跡を確認し、各除雪車両の作業状況の進行状況をリアルタイムに把握することができました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。GPS搭載が10台ということで、今後このGPSという搭載の除雪機を増やしていくような考えは、今あるのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) GPSにつきましては、現在嶺北の他市町においても試験導入中でございます。GPS搭載車両の拡充につきましては、除雪車の数が多く、GPS設置に多額の費用がかかることやシステムの構築にも多くの費用がかかるため、費用対効果について考慮する必要がございます。今後もGPSの検証を継続するとともに本格導入に向け他市町の導入事例も調査するなど、引き続き研究をしてまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。今年、3年ぶりに降った大雪は、福井、鯖江に比べますと、降雪量はまだ少なかったんかなと思いますが、それにしても一定の雪が降ったわけで、ただしっかりとスムーズに除雪作業が進んでいるようにも思いました。議員をしてますと、そういった要望も多いと思うんですが、割かし少なかったというふうに私も思いますし、同僚議員からも聞いております。 今回、そういったしっかりとした除雪体制を取られたのか気になりますが、担当部としまして今回の今年の除雪に関するお考えをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 1月8日から12日までの大雪の除雪対応についてでございますが、除雪業者の皆様の献身的な御協力を得まして、連続5日間にわたり昼夜を問わず市内全域の除雪作業を行っていただきました。市民生活の安全確保を図るため除雪作業に従事された皆様には厚くお礼申し上げます。また、市民の方より苦情の電話もありましたが、感謝の手紙もいただいており、比較的スムーズな除雪作業が行われたものと考えています。 今後とも気象庁の降雪予報を注視するとともに巡回パトロールにより現場状況を的確に把握し、県の除雪作業状況も踏まえ、除雪業者の皆様の御協力を得ながら適切に除雪を行い、冬期間の安全で円滑な交通の確保を図ってまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
    ◆(砂田竜一君) 分かりました。今年、しっかり除雪していただきまして、今後ともぜひともしっかりしていただくように期待するところです。 3年ぶりの大雪ということで、雪が降らない期間がありました。雪が降らないときには、その除雪費用はあまりかからなかったんじゃないですかとか、予算余ってるんじゃないですかみたいなお話をいただくんですが、担当課に聞きましたら維持管理費が結構かかってくるんで、たとえ雪が降らなくてもそういった費用はかかってくるというふうに私も市民の方に説明はさせていただいてるんですが、雪が降らなくて、降った量によっても決算というのは変わってきます。やっぱりプラスアルファのお金がかかってくるわけなんですが、現状の機械の除雪に関しまして、担当部としまして問題点とか今後の対策というのを、もし何かお考えがありましたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 機械除雪における問題点につきましては、除雪業者の保有する除雪機械の減少や老朽化に伴う故障などがあり、除雪力の維持が課題となっています。市では、除雪業者の保有する除雪機械の減少について、除雪力を確保するための重要な課題であると認識しています。機械除雪における対策につきましては、除雪業者の保有する除雪機械を維持するため、平成25年度より除雪業者の機械の購入に対し道路除排雪機械整備補助を行うとともに、市所有の除雪車18台、レンタル除雪車24台を確保いたしまして除雪業者に貸与しているところでございます。 今後の除雪体制につきましては、機械除雪を基本としており、国道、県道等の道路管理者と相互に情報共有、連携強化を図り、冬期間の安全で円滑な交通の確保を図ってまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。今後ともしっかりとした除雪体制、今まで降るとき、降らないときがありますが、しっかり対応していただきたいと思います。 それでは、次に行きます。 168、169ページになります。 169ページの説明の真ん中ぐらいに3、住宅支援事業というのがありまして、そこから10行下ぐらいに新婚夫婦定住化支援事業補助金というのと、一番下のところに結婚新生活支援事業補助金というのがそれぞれありますが、それぞれの事業内容説明とこの2つの事業の違いについて教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 新婚夫婦定住化支援事業につきましては、新婚世帯に対して民間賃貸住宅の家賃を補助する事業でございます。夫婦いずれかが転入者である、または中心市街地の民間賃貸住宅に居住する結婚1年以内の新婚世帯が申請可能で、月当たり1万円を最大2年間補助するものでございます。 なお、令和3年度は新規募集を行わず、新規事業で対応するため継続分のみを対象としています。 次に、結婚新生活支援事業は、国の制度を活用した令和3年度からの新制度で、新婚世帯に対し、結婚に伴う住宅取得費用や住宅賃借費用に対する支援を行うものです。新婚夫婦定住化支援事業に代わるのがこの事業でございます。 対象となる新婚世帯は、国の基準に基づきまして、令和3年1月1日以降に結婚した夫婦ともに婚姻日における年齢が39歳以下かつ世帯所得400万円未満の世帯となっております。住宅取得費用の支援につきましては、基本額が30万円、夫婦ともに29歳以下である場合には30万円の加算を設け、最大補助額60万円となります。補助対象エリアは、既存の新住宅取得推進事業でカバーができていない居住誘導区域外といたします。 また、住宅賃借費用の支援につきましては、家賃最大3か月分のほか、新居の初期費用であります敷金、礼金、仲介手数料及び共益費を補助の対象とします。最大補助額は30万円で、こちらの補助対象エリアについては市内全域といたします。 この事業の財源でございますが、国の地域少子化対策重点推進交付金の活用を予定しておりまして、結婚に係る新居費用の負担を軽減することで新婚生活を応援し、少子化対策や定住化促進につなげてまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。詳しく御説明いただきまして、新婚夫婦定住化支援事業補助金というのは、ただいま御説明いただいたように令和2年度、今期で新規の受付終了で、2年間の家賃補助というのは残ると。結婚新生活支援事業補助金に今後移行していく、国の事業も受けて移行していくということなんですが、これまで長い期間家賃補助というのを行ってきて、この制度は結構評判がよかったなというふうに感じていたんですが、なぜ新生活支援事業のほうに変更することになったのか、その理由をお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 変更した理由でございますが、新婚世帯の支援拡大につながることから、国の地域少子化対策重点推進交付金を活用した結婚新生活支援事業について令和3年度から県と連携して取り組みたいと考えています。 既存事業であります新婚夫婦定住化支援事業につきましては、新婚世帯を対象とした家賃補助の部分について施策が重複するため、令和3年度以降の新規募集は行わずに継続分のみの対象とすることとしています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。事業が重複しないためにもということで、国の給付とかを受けてやる事業ということで分かりました。 この新しく変わる新生活支援事業なんですが、敷金、礼金とか3か月間の家賃補助ということで、補助をいただくということなんですが、例えばですが、こちらの事業の補助金を活用して入居した場合、すごい短い期間、例えば半年とかで退去した場合は、この補助金というふうな意味合いが変わってくるんかなと思うんですが、これは何年間いても一緒なんかとか、そこら辺を教えていただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 先ほど申し上げましたとおり、新婚新生活支援事業は国の地域少子化対策重点推進交付金を活用することから、国の制度に基づき実施します。この国の制度の最大の目的といいますのが、結婚をしていただいて、その後に少子化対策につなげるということが最大の目標でございます。そのため、賃貸住宅に入居する場合は、入居期間にかかわらず最大30万円を補助いたします。 なお、従来の新婚夫婦定住化支援事業補助金を2年間受給した場合の補助額は最大24万円となります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。いろいろ補助の仕方が変わってくるわけで、素朴な疑問なんですが、この補助金を活用されて入って補助金を受けたと。例えばですが、そういうアパートに入居して、そこから退室するときには敷金の返金というのがありますが、それについてはもう特に返還とかする必要はないのか、そこらのところを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 敷金、礼金につきましては、賃貸物件によっては入居時に必要のないところもございます。なお、敷金、礼金がないような場合でも、先ほども申し上げましたが家賃や共益費など、対象経費への補助により一定程度の支援になると考えています。 また、新婚新生活支援事業は、新婚世帯が新婚生活を開始する際の経済的負担を軽減し、新婚生活を応援することを主な目的にしています。そのため、結婚新生活支援事業により敷金について補助を受けた場合でも、共同住宅退去時に敷金の返金があった際の補助金の返還等は不要でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。 次に行きます。 同じところ、同じページになります。169ページのただいま上のほうに新婚夫婦定住化支援事業補助金の下になります。新住宅取得推進事業補助金5,000万円について、こちらは新というふうについてますんで、今までと比較してどのような変更があったのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) この新は、令和2年度からでございますが、令和元年度の住宅取得支援事業と令和2年度の新住宅取得推進事業の制度内容の変更点でございますが、結婚を機に一戸建て住宅を取得する動きも見られるため、新婚世帯の住宅取得、市内定住の促進対策として結婚後3年未満の新婚世帯に対する加算──これは30万円でございますが──を追加いたしました。 また、まちなか住宅取得推進事業を新住宅取得推進事業に統合し、新たにまちなか居住の促進対策として中心市街地での住宅取得に対する加算──こちらも30万円でございますが──を設けました。 なお、中心市街地での住宅取得には年齢制限を設けておりません。このほか、県外移住者の場合、市内に移り住んで、いきなり住宅を取得することが難しい場合もあるため、転入者に対する加算に関し、県外から転入する場合の転入期間の要件を半年以内であったものを3年以内へと緩和もさせていただきました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。こちらの事業につきましては、申請件数というのは増えてるんでしょうか、令和2年度からということなんですが、お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 申請件数でございますが、新住宅取得推進事業の補助申請件数ですが、令和元年度はまちなか住宅取得推進事業6件と住宅取得支援事業81件、これ2つが統合されましたので、合計で87件でございました。 令和2年度は、2月15日現在で133件と、前年度の約1.5倍になっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。1.5倍に伸びているということで、需要が増えているいい事業なのかなと思いますが、次年度予算額は今年度予算額と同じなんですが、これは補助金の金額を、前回90万円から140万円に変えられたということなんですが、この予算額というのは特に増やす必要性はないと感じているのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 新住宅取得推進事業につきましては、制度拡充に合わせて令和2年度当初予算において前年の令和元年度より増額をいたしました。また、本年度は新住宅取得推進事業の申請が好調であったことから、12月補正により予算をお認めいただきました。なお、令和3年度につきましても、申請状況等を見まして、必要があれば補正予算での対応も検討していきたいと考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。 それでは、次に行きます。 次のページになります、170、171ページになります。 171ページの説明の一番上のところになります。緊急共同住宅整備推進事業補助金1,500万円です。こちらについてお聞きします。事業内容について教えていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 令和3年度からの新事業になります緊急共同住宅整備推進事業につきましては、市内に共同住宅を建設し、住宅供給を行う市内の個人または法人に対して共同住宅建設の一部を補助する事業でございます。 コロナ禍の影響等によりまして、市内の共同住宅の新規着工件数が減少していることから、共同住宅の不足傾向の解消を図り、市内居住の促進及び人口増につなげることを目的としています。 補助額は、1戸当たり30万円で、その年度における事業者当たりの上限額は450万円になっています。 なお、整備戸数10戸以上や高齢や性別、国籍等を理由とした入居拒否を行わないといった要件を設けております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) ちょっと重なる質問になると思うんですが、どうしてこの緊急というのがつくのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 単身世帯や少人数世帯など、賃貸住居入居者の増加傾向が続いていることに加え、本年度はコロナ禍の影響等によりまして、共同住宅の建設の動きが鈍化しており、共同住宅の不足傾向が強くなっています。また、市内企業の雇用拡大の動きがあり、共同住宅の需要増も見込まれます。 そのような状況から、同事業により早急に共同住宅の建設を促進して市内の共同住宅の不足傾向の解消を図るということから緊急をつけております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。緊急性があるということですが、越前市内のアパートがなかなか空き部屋が少ないということを聞いておりまして、アパートを新しく建ててもすぐ満室になってしまうというような状況で、ということは越前市内アパートがないんで鯖江市とか福井市のほうに移って、そこでアパートを探すみたいなこともお聞きしています。 こちらの事業ですが、2年間の事業ということになるんですが、今後需要が増えればもっと希望する声が増えてくるわけと思いますので、そういった状況を見据えて今後継続されるのか、それでも終了されるのか、今のところのお考えをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 事業の期間といたしましては、今御紹介がありました令和3年から令和4年度までの2年間を予定しております。なお、共同住宅の仲介を行う不動産事業者や共同住宅の建設事業者に対し事業の説明を行い、そのネットワークを通じて共同住宅のオーナー層に周知を図り、早期建設への働きかけを行ってまいります。 今後、事業の進捗状況や共同住宅の需給状況に応じ、事業期間内で終了するか、また延長するのか検討していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 幾つかお聞きしましたが、人口減少の対策ですとか、定住化対策につながるような事業になると思います。こちらのほう、ぜひとも進めていただきたいところですが、一般質問のほうでも同僚議員がされるということなんで、また頑張っていただきたいというふうに思います。 すいません、先ほど加藤議員がお聞きになっていた道路施設等の業務包括委託料なんですが、一応これは債務負担行為の過年度分ということで213、214ページの一番下のほうにも記載されているわけなんですが、道路維持管理業務を包括委託されるということで、関連の質問になりますが、こちらの委託先の事業者は決まったのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 包括委託の事業者でございますが、委託先につきましては1月22日に入札公告を行った結果、1者の参加申込みがありまして、2月15日の第2回総合評価委員会、これは今回の入札は総合評価方式を取らせていただきました。その委員会におきまして、たけふ未来有限責任事業組合を落札者として決定し、17日に事業者宛てに通知を行いました。 たけふ未来有限責任事業組合につきましては、市内の建設業者10社で構成している組合であり、うち7社においては舗装の建設業の許可を有しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。事業者は決まったということで了承しました。 もしお分かりでしたらお聞かせ願いたいんですが、先ほどの御説明で市が担当する路線が850キロメートルほどあるという御説明でしたが、実際業務委託されて、パトロールされる方の人数とか、もし分かりましたらお聞かせ願いたいんですが、大体どれぐらいで回られるとか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 提案の中にどの程度のパトロールというようなのは詳しくは提案がなかったんですが、私どもの業務の仕様書のほうで、一、二級路線を中心に週1回必ずパトロールをしてくださいと。これは、850キロメートルではございません、一、二級でございますが、そこのところについては週1回は必ずしてくださいということでお願いをしてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。市民と議会との語る会で、華やかな公園事業ばっか進めるんじゃなくて、生活道路が結構穴ぼこが空いてるんでそっちも見てくださいよというような声もたくさんあります。もちろん公園整備のほうも魅力向上事業ということで、ぜひとも推進していただきたいんですが、こういった予防保全型ということで、プラス要因といいますか、プラス方向に向けた事業だと思いますんで、ぜひとも業者さんとも連携していただきまして、きめ細やかな市民サービスとして細かいところまで目を配っていただきまして、道路施設などの補修をしていただきたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 土木費でございますが、ちょっと分かりやすいのがありましたので、令和3年度事業概要書というところでお聞きをしていきたいと思います。 我々議員がいただいております8ページです、カラーの。 補助公園整備事業ということでございます。いろんな都市公園、こういったところの新築工事、更新工事、遊具更新工事といろいろと出ておりますが、これは国の3次補正予算に伴う前倒し事業とはお聞きをしておりますが、ここで幾つも聞いていくわけではないんですけれども、特に白崎公園の遊具施設更新工事1,320万円というのが上がっております。ここでカラーの写真が出てまして、アスレチックの部分を工事をされるというところだと思います。この工事に至った理由をお聞かせいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 補助公園整備事業でございますが、国や県からの補助対象になっている老朽化した施設の更新等を行うための工事費でございまして、公園の利用形態、それから利用の状況、遊具の設置状況などを総合的に評価し、安全で安心して公園を利用いただけるよう順次対応をしているところでございます。 全体の工事の内容といたしましては、先ほど議員御紹介ありましたように、国の3次補正予算追加配分に伴う分として、合計10公園、16工事を予算計上しているところでございます。白崎公園遊具施設更新工事1,320万円につきましては、公園奥にあった老朽化した遊具を廃止をいたしまして、新たに別の場所に複合遊具を設置する予定でございます。白崎公園の魅力は、広大な自然の中で伸び伸び遊べることです。武生中央公園とは異なった魅力を持っており、公園の利用形態や利用者の状況、遊具の設置状況などを総合的に評価し、来場者にとって安全・安心な公園に整備したいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 白崎公園は、かなり前に当時の小泉市長が整備をされたんではないかなと思うんです。 それで、白崎公園、これは私も何回も行くんですけれども、なかなかお子さんが遊んでいる姿が少ないのかなと。桜も咲きますし、芝生も大きいですし、グラウンドゴルフの方が一番多く使用されてると感じております。山の際にはワイヤーメッシュもあって、時々傷むわけですけれども、そういった中でかなりの遊具があります。皆さん、奥まで行ってください。奥まで遊具があります。なのに、子供たちというか、そういった家族ぐるみで来られる方が少ないんではないかなと思ってます。 その中で、どれぐらいの方が年間来られてるのか、数字が分かればお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 申し訳ございません。白崎公園の年間の利用者数については資料もございませんので、申し訳ございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 遠足とか、近くに幼稚園、保育園がありますし、学校もありますけれども、そういった方が利用されるんだろうなと思います。 たくさんの遊具があって、この白崎公園をなぜこういう重要視をしてるのかというのが、少し私は疑問に思ってるんですけど、先ほど部長もちょっとおっしゃいましたが、今後こういった国の予算とか、いろんな有利な予算があれば、今後も白崎公園の遊具を直していかれるのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 今回の工事は、先ほども申し上げましたが、一番奥にあります木製のコンビネーション遊具、こちらが老朽化したことから、別の場所で改修するということでございます。ですから、それぞれ白崎公園のほかのところで老朽化があれば改築なり改修、補修はしておりますけれども、そういったことは検討していかざるを得ないだろうというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) こういった補助公園というのは、そういうふうに整備をしていくんだなということで確認できました。 もう一つ、唐松公園鉄製複合遊具更新工事というのがあります。300万円です。警察署の西側です、唐松公園。野球もできて、ちょっとした遊び場もあると。 多分そこで使ってられる方の要望があったと思うんです。グラウンドがあそこはすごくぬかるんでるんです、一部かなり。そういった要望に対しての整備は計画なかったのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 公園の工事につきましては、老朽度を見ながら、それから利用頻度等を見ながら計画的に改修をしているところでございます。唐松公園につきましても、今御紹介がありましたように、排水が悪く、繁茂した藻による転倒する危険性もあるというふうなことを現場で確認をしておりますので、今後改修するべき公園としてリストアップはさせていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 分かりました。 では、次に行きます。 続いて、予算書の165ページをお願いいたします。 165ページ、上から4番目の、これも土木費です。4番目、南越駅周辺まちづくり事業。この中で、一番下の施設整備工事費500万円について御説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 平野建設部理事。 ◎建設部理事兼産業環境部理事(平野賢治君) 本年度に引き続きまして、岩内山におけます視点場整備を行う工事費でございます。本年度は主に南側の日野山方面への視界を確保しまして、令和3年度は北側の武生インターチェンジ方面への視界を確保したいと考えてございます。工事はこの2か年で完了する予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) コース的には何コースを整備されるということでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 平野建設部理事。 ◎建設部理事兼産業環境部理事(平野賢治君) 視点場へ上がるルートの件かと思います。今、計画では2ルートを検討してございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) これ、私たちはまだ図面も見ていないんですけれども、地元でお聞きしましたら、そういったことを言っておられました。 また、要望で上がっていると思うんですけれども、この山は古墳も出るということで、なかなか整備は難しい。そこで、三之宮神社があります、越前市の文化財となっているんじゃないかなと思うんですけれども。その辺からのルートの要望は今後どういった件で地元の要望に応えていくのか、お答えいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 平野建設部理事。 ◎建設部理事兼産業環境部理事(平野賢治君) 地元のほうからは御意見をいただいてございます。ただ、この岩内山全体が遺跡の指定を受けてございますので、現状をあくまで保全したような整備が必要でございます。岩内山の地形であるとか勾配等からも考えますと、やはり歩いて登るようなルート、車が通るようなルートというようなことの御意見はございましたけれども、やはり困難かと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 最初、2か年計画ということで、しっかりとまた地元の意見を聞きながら行っていただければと思いますが、完成した後の維持管理の仕方、ここをお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 平野建設部理事。 ◎建設部理事兼産業環境部理事(平野賢治君) この視点場の整備後の維持管理につきましては、御協力いただきます地権者の方の御負担にならないように、引き続き地元の町内のほうと丁寧に協議してまいりたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) この岩内山をしっかりと整備をしていただくことが将来の駅周辺の整備につながっていくと言っても過言ではないと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) お願いいたします。 156ページと157ページです。 土木費、日野川流域の消雪事業推進協議会の負担金の内容です。これにつきましての内容の御説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 申し訳ございません。 日野川流域消雪事業推進協議会につきましては、越前市、鯖江市、福井市、南越前町、越前町の3市2町で構成する組織でございます。パイプラインの水を消雪水として有効活用し、安全で快適な道路を確保することを目的とした協議会となっています。 市負担金74万9,000円につきましては、各市町の水利権の割合に応じて、日野川用水土地改良区や福井県など、管理者に対し支出を行っているものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 それで、こういう考え方、消雪用の利用ということで、これをもうちょっと考えていただくことがいいのかなというふうな提案もあるんですけれども、要するに今地下水のあるところないところというのがございますので、地盤沈下とかそういう問題もございます。そういったところを考えますと、今パイプラインで通ってるということであれば、その水を使って消雪を進めていくという、これは維持管理の問題とか、長期的に言ったらいろんな問題はありますけれども、ここに関しましての御見解はどのようなものかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) パイプラインの水を融雪にということでございますが、地下水等の水源確保、これが非常に困難な場合に限り、消雪用水利権の取得範囲におきまして、利用することが前提の条件になっています。 市では、当該協議会を通じまして、平成29年12月に越前警察署交差点から旧丹南広域農道までの市道第3904号線、それから北町口交差点から塚町口交差点までの市道第4806、5802号線などにおきまして、水利権を取得し整備を進めています。 今後の活用についてでございますが、水利権の余剰が非常に少なくなってきておりまして、他市町との協議も必要になることから、当該協議会において調整が必要と考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) しっかりとそこら辺、調整をしていただきまして、必要なところを検討していただきたいというふうに思います。 次に、162、163ページです。 これの河川整備費及び河川総務費に関してなんですけれども、まず河川整備費の3番の単独河川改修事業です。 これは、令和2年度には1億2,040万円、3月の補正で2,490万円ばかりマイナスとして約9,500万円ということで、今回の令和3年度に関しては1,820万円という、この数字の説明をお願いいたします、少なくなった理由とか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 少なくなった理由でございますが、昨年度で大きな工事をしておりましたのが終了したというのが一番大きな原因でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
    ◆(近藤光広君) その大きな工事を、すいません、説明をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 白狐保川の工事が終わったということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 じゃあ次に、その上のほうにあります河川改修工事費、これが令和2年1,000万円に対して1,900万円、約倍になっております。この説明をお願いいたします。(建設部長藤原義浩君「1,910万円のところで。」と呼ぶ)はい。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 1,910万円の内容でございますが、河川維持改修事業につきまして、市が管理する準用河川及び普通河川におけるしゅんせつ等に要する費用となっています。令和3年度においては、小松川、大虫川、中居川など、全10河川のしゅんせつと治左川の護岸改修、これを予定しています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 水害が多く発生しておりますので、全国各地、しっかりとこれも対応していただきたいというふうに思います。 次は、教育関係の質問をさせていただきます。 ページ178、179をお願いします。 水泳学習委託料ですけれども、これの委託内容について説明いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 小学校の授業におきまして、年間約10時間水泳の授業を実施するということが国のほうの基準で設けられているところでございます。 しかしながら、坂口小学校においてはプールがないということと、あと東小学校のプールが現在ちょっと老朽化、故障しておりまして使えない部分もございます。その2校分につきまして、現在、家久の温水プール、こちらのほうで水泳の授業を実施をしていただいているところでございます。その指定管理者のほうにお願いをして実施していただいておりますので、その運搬であったり指導の経費というところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) それは分かりました。 次に、委託するその成果というのは的確に評価していただいているんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 水泳の授業を実際にしていただいて、私たちが直接見るということはございませんので、学校の先生方にその成果をお聞きしているところでございます。 私どもが期待しているところは、子供たちの泳力の向上、泳ぐ力が非常につく、これが、その指定管理のところには専門の水泳の指導者がいらっしゃいますので、しっかりとした呼吸法であったり水かきであったり、そういった方法をしっかり教えていただくことで泳力が向上しているという報告を受けているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 屋内プールをこれから建設するということなんで、これからはそちらのほうが中心になっていくということになってくると思います。 年間10時間、このカリキュラムを、今までとは違う形になるかもしれませんけれども、泳力を高めるということは非常に大切なことでございますので、これは本当に、今、水害が多いというふうに、先ほど話ししましたけれども、こんなことはあってはならないですけれど、泳げないというのはやっぱり非常に大変なことなんで。そこら辺どうでしょうか、しっかり対応していただきたいと、今日はそこら辺に置いておきます。 すいません、次へ行きます。 188、189ページです。 地区公民館費です。このことにつきまして御質問させていただきます。 上から3番目に施設整備設計等業務委託費です、2,600万円ばかりあります。それと、下のほうに行きますと、施設整備工事費9,261万4,000円、この設計と工事費の内容を説明していただきたいんですが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本教育委員会事務局理事。 ◎教育委員会事務局理事(橋本美帆君) 施設整備の設計等業務委託料につきましては、内容につきましては、花筐公民館の移転工事実施設計委託料が2,102万8,000円、それから花筐公民館の移転予定地の地質調査委託料が507万9,000円、それから小学校の一部を公民館と共用する予定のため実施するアスベスト調査委託料が23万1,000円でございます。 それから、施設工事委託料のほうでございますけれども、南中山公民館の耐震補強等工事費になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。そういうことですね。 今、公民館に関しまして、花筐公民館の移転ということですけれども、近いところに岡本公民館とかございます。そこら辺はどうなんでしょうか。市の公共施設の合理化計画等に整合性というのは、どういうふうに捉えればよろしいでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本教育委員会事務局理事。 ◎教育委員会事務局理事(橋本美帆君) 市公共施設等総合管理計画と整合性があるのかというお問合せですけれども、令和2年3月に策定いたしました市教育施設等長寿命化方針は、市公共施設等総合管理計画を上位計画といたしております。同方針では、危険箇所に立地している施設は現地での改修を行わず移転改築することとし、その場合、他施設との複合化や集約化、相互利用を必須としております。小学校、地区公民館、児童館などを複合化することで、学舎融合や放課後子ども教室と放課後児童クラブとの一体化などが推進化されます。 花筐公民館はレッドゾーンに位置しておりまして、隣の児童館もイエローゾーンに立地しております。したがって、公民館と児童館を複合化して安全な場所に移転するという御提案をさせていただきまして、既に地元の理解を得ております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 最後のポイントの地元の同意もしっかりと取ってという形でやっていただいているということなんで、その公民館の活用をしっかりとしていただきたいというふうに思います。分かりました。 公民館につきまして、別角度からちょっとだけ御質問させていただきたいんですけれども、今回、教育長の方針の所信の中で、市生涯学習センターでは広域的な課題や専門的な学習要望に応えることのできる講座を開催し、地域公民館では地域の課題解決や地域に根差した学習講座を開催するとございました。 近年高齢者が増加してまいりまして、交通弱者の方が増えまして、地域でもより専門的な講座を開いてほしいというふうな要望も出てきております。1人、2人で講座を開くというのはなかなか大変なことだと思うんですけれども、そういうことに関しまして、何か考え方というのはございませんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本教育委員会事務局理事。 ◎教育委員会事務局理事(橋本美帆君) 生涯学習センターの講座、いろいろやっているわけでございますけれども、今おっしゃられたように、専門的な講座、より広域的な課題などもテーマとしております。そのような講座が好評だった場合は、地区公民館においても同様の講座を開催することはございます。 また、地域における専門的な学習要望に応えるものといたしましては、生涯学習リーダーバンク出前講座というものもございます。具体的には、様々なジャンルで専門的な知識や技能を有する個人や団体に市生涯学習リーダーバンクに御登録いただきまして、地区公民館や地域のグループなどの要望に沿った講師を紹介するというものでございます。さらに、地区公民館の高齢者学級が町内の集会場などに出向いて講座を行う、出かける公民館を実施している地区もございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 様々な取組、分かりました。 ただ、やはり交通弱者の方が増えてきているということの中で、公民館との意思疎通、住民の方また要望する方々との意思疎通をもうちょっときめ細かにできるように取り上げていただきたいと、こういうふうな講座を利用することによって脳の活性化ということで長寿につながるというふうなこともございますので、そういったポイントもしっかりと対応していただきたいなというふうに思います。 じゃあ、次に行きます。 196、197ページの公会堂記念館等の費用です。 この公会堂の駐車場です。横、元分庁舎がございましたけれども、そこが今駐車場に整備されております。この整備された費用というのは取壊しの費用と一緒にされたのかな。私、ここのところの経緯がちょっと不明なものですから、お分かりでしたら教えていただきたいと思いますが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 今御紹介いただきました公会堂記念館の横の整備している駐車場につきましては、取壊し工事と一緒に出させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 そういうことで、今回そこに結構広い駐車場が出来上がるんです。公会堂でいろいろな催物をしているということは非常にいいことなんです。休日とかも、そこへ目的に来られる方が止められるという、そういうふうな駐車場にはなると思います。 通年で公会堂がいつも開催しているというふうな形ではないかもしれません。そういう観点から、あそこの駐車場の活用というんですか、どんなふうな形で考えておられるか教えていただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 今、市の分庁舎跡地に整備しております駐車場につきましては、駐車場完成後は、公会堂記念館が隣接しておりますので、教育委員会の文化課において管理をする予定となっております。 駐車する可能台数でございますけれども、ハートフル用として3台、車椅子用2台、これらを含めまして合計31台の駐車が可能な広さを有しているというところでございます。 公会堂記念館の令和3年度におけます展示計画につきましては、予算資料の事業概要書や市長の所信、教育委員会の所信にて説明をさせていただいておりますのでここでは省略させていただきますが、常設展を含めて6つの展示を予定しているところでございます。本年度秋の特別展、御堂陽願寺の名宝展では、市観光協会や陽願寺と連携いたしまして、和菓子店や寺院、ちひろの生まれた家記念館を巡る取組を実施したところでございます。令和3年度の展示においても、このような関係機関と連携した取組を行うことで、まちなかの活性化、散策等に結びつけていきたいと考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 公会堂の活用をこれからも期待しております。越前市、確固とした郷土歴史博物館というものは、残念ながら存在しない。これだけの歴史がある町なのにということで、県立のそういうものを欲しいなと、私個人的には思っております。 これは非常に要望したいんですけれども、この駐車場を、ちょっと別角度で言いますと、庁舎の周り、中心市街地です。お店に行くのにも駐車場がないということで、休みの日なんか、そこのお店に行ったということが分かるような形で2時間は無料にするとか、そういう取組をしてくれないかとかという要望もございます。 公会堂に関しては、イベントをしっかりやっていただいて、駐車場が満杯になるぐらいのイベントを期待しておりますので、頑張ってやっていただきたいというふうに思います。 以上で質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) すいません、よろしくお願いします。 ページ184、185の社会教育総務費の4の成人式の開催事業、これは委託料130万円、これについてお伺いいたします。 今年はコロナの影響で成人式も例年とは違った対応になりましたけれども、そのところも含めまして、今年の参加者と参加率を教えてください、まず。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本教育委員会事務局理事。 ◎教育委員会事務局理事(橋本美帆君) 本年の市成人式は、新型コロナウイルス感染症の対策を講じながら1月10日、市文化センターにて開催をいたしました。 例年と変更した点につきましては、まずは地区ごとの受付をやめまして、QRコード読み込みによる電子受付としまして、密を避けたということでございます。それから、冒頭のアトラクションを中止して短時間にいたしました。それから、式典につきましても、新成人を出身小学校区ごとに2つのグループに分け、時間をずらして2回開催いたしました。それから、式典後の地区の集いにつきましては中止とさせていただきました。また、式典欠席者のため、式典をライブ配信をさせていただきました。 市内の新成人、857人対象の方がいらっしゃいましたけれども、参加されましたのは601人でございまして、参加率は70.1%となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) コロナ禍でいろんな新しい対応をされて大変だったと思います。私の知り合いの美容師さんなんかも、県外からの着つけなんかのお客さんもたくさんあって、帰省するお客さんなんかの対応もありまして、開催を危惧されていたんですが、何事もなくてよかったなというふうに今思っているところです。 ところで、今年の外国人の方の参加数、参加の状況、人数とか対象者数、比率なんかを教えていただけますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本教育委員会事務局理事。 ◎教育委員会事務局理事(橋本美帆君) 今年対象となっております外国籍の方でございますが、78名いらっしゃいまして、そのうち6人の方が参加をされております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) この参加率というのが去年より少ないんじゃないかなというふうに思って、残念かなというふうに思ってるんですが、今年のお知らせはどのようにされたんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本教育委員会事務局理事。 ◎教育委員会事務局理事(橋本美帆君) 住民基本台帳に記載がある外国籍の方につきましては、案内文を出させていただきました。その案内文にもポルトガル語、中国語、ベトナム語の翻訳用のURL、それからQRコードを掲載させていただいたところでございます。 また、外国籍の方を雇用されている企業様に対しましても、10月15日、アイシン・エィ・ダブリュ工業様、それから村田製作所様、それから信越化学様、この3社の方々に、会社内の外国籍の新成人に当たられる方に対しまして、成人式の周知と参加の呼びかけをお願いしたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 了解いたしました。 去年と比べてどれぐらい参加率が変わってますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本教育委員会事務局理事。 ◎教育委員会事務局理事(橋本美帆君) 昨年が外国籍の対象者の方65名いらっしゃいまして、そのうち15名の方が参加をしていただきました。今年が78人のうち6人ということで、若干減っているかなということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) コロナのことも手伝っているのかもしれませんけれども、越前市は、今コロナ禍にあって、県外からの外国人の移住の方が増えてるというふうに聞いてます。市としては、多文化共生を一生懸命推進しているわけです。その中で、成人式での外国人の存在は忘れないでいただきたいなというふうに思います。次年度の実行委員会にもこのことをしっかり引き継いでいってほしいというふうに思います。できれば実行委員会への参加も、外国人の方の参加をお願いしたいなというふうに思うんですが、実行委員の選定は私はどのようになっているのか分からないんですけれども、実行委員会への参加なんかもお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本教育委員会事務局理事。 ◎教育委員会事務局理事(橋本美帆君) 実行委員をどのように選ぶのかということなんですけれども、各地区公民館のほうに、主事に依頼をいたしまして、対象者の地区の方々にお声がけをしているところ、それからホームページ等で募集をかけますので、それで、個人で申し込まれてこられる方もいらっしゃいます。今後はそういうホームページにも外国語で御案内できるような対応等を取らせていただきまして、外国人の方にも積極的に実行委員会に参加していただければと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) そのようにしていただければまた開催の中身も少し変わってきて、外国の人も参加しやすくなる部分もあるのではないかなと思いますので、考慮していただきたいというふうに思います。ぜひ来年につなげていってもらいたいというふうに思います。 それと、ちょっと視点を変えてなんですけれども、成人式の開催時期なんですけれども、1月というのは開催時期として非常に気候も悪いし、雪や雨、寒いし、せっかくの晴れ着のこともあります。また、この時期というのはインフルエンザの流行時期でもありますので、それとまた帰省というのはお正月の帰省からまだ間もないということもありますし、何かいろいろ考えられないかなというふうに思います。私もこれまではこの開催時期については全然疑問には思ってなかったんですけれども、今回コロナのことでいろいろ考えるところがあったわけで、今の開催時期にこだわらなくてもいいのではないかなというふうに思うようになりました。教育委員会のほうにはそのような声があるかどうか私はよく分かりませんけれども、一度検討する価値があるのではないかなと思いますので、開催時期についてまた検討をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(三田村輝士君) ここで換気のため暫時休憩いたします。 再開は午後2時5分といたします。        休憩 午後2時00分        再開 午後2時06分 ○議長(三田村輝士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 区分3の質疑を続行します。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) よろしくお願いいたします。 ページは、198、199です。 保健体育費の件ですけれども、予算書をずっと拝見してますと、来年度様々な体育大会が開催を、予算上予定されているというふうに思います。今年、コロナ禍の中、様々な体育大会が中止に追い込まれて、私も楽しみにしていた大会が出れなくなったところであり、コロナ禍であったにもかかわらず、私の体重は過去最高ということで非常に困っているところでありますけれども、来年こうやって事業をやるという中で少しでも私の体力の向上ができればいいなというふうに思っておりますけれども、アフターコロナの中、これらの大会を実際に今現在事業として行う予定があるのかどうかということを改めてお伺いしたいなと思いますし、コロナに対してどのような工夫をされようとされているのか、そこをお尋ねしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) お尋ねのとおり、令和2年度のいろんな大会が実施できませんでした。本市を代表する菊花マラソンでありましたり市民体育大会、こういったものもできなくて非常に残念でございました。 令和3年度の当初予算では、これら毎年やっております大会につきましては、全て実施ができるよう予算額を計上しているところでございます。その予算の計上科目といたしましては、委託料でありましたり補助金という形で計上をさせていただいております。つきましては、各大会の実施に当たりましては、それぞれの競技ごとに感染拡大防止ガイドライン、こういったものが上層部の団体のほうから来ております。そういったものをしっかり遵守をしていただいた上で、徹底した上でやっていただきたいというふうに考えているところでございます。 先般、市民大会の冬季大会、スキー競技が実施されたところでございます。これまでは、それぞれの地区のテントを立てて、お昼には一緒に御飯を食べたりとか、応援のそういったところもあったわけなんですけれども、そういった飲食関係を一切中止にしたり、あと事前に体温を自分で測っていただいて、チェックシート、そういったものをしっかり出した上でエントリーしていただく、そういったことで実施しておりますので、令和3年度も引き続きそのようなことを徹底していきたいと考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 そういった対策を経てしっかりとやっていただきたいなというふうに思いますけれども、市内での大会ということについては、こんな無防備なというか中途半端な言い方では申し訳ないかもしれませんけれども、県内外の方々と比較したら市内の大会は比較的まだ安全なのかなというふうに思いますけれども、そのあたりにもかかわらず、主催者である市の方々の対策強化をしっかり図っていただきたいなというふうに思いますけれども、気になるのはこの事業の中で高体連、フェンシング、そしてオリンピック関連、これは全国から越前市に参られるわけですから、そのあたりは強く警戒をしていただきたいなというふうに思いますが、この予算概要書の中で見ますと、特に屋内でやる、パブリックビューイングは屋内でやるかどうかというのはちょっと分かりませんけれども、概要書じゃどうも屋内のように見えるんですけれども、屋内に対して特に工夫をするというところはあるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 高校総体のフェンシング競技大会でございますけれども、8月10日から14日において、AW-Iスポーツアリーナ、こちらを会場に実施をする予定でございます。夏の暑い時期でございますので、空調等を入れた中で実施をするということになります。 先ほど申し上げましたけれども、それぞれの競技種目ごとにしっかりとした感染の防止ガイドラインというものが定められておりますので、フェンシング競技におきましてもしっかりそのガイドラインを守っていただいた上で実施していただく、これが肝要になってくるかなというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 全国大会ですので、特に気を張ってください。 そこで、AW-Iスポーツアリーナで開催をするということなんですけれども、その前にコロナ接種の集団会場という形で、同じくAW-Iスポーツアリーナが設定をされているというふうに思いますけれども、それとの絡み、そして千年未来工藝祭、こちらとの絡みがありますけれども、そのあたりの調整は図られているんでしょうか、お尋ねします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 高校総体フェンシング大会が実施される期間におきましては、コロナのワクチン接種、これにつきましては会場を変えて実施していただきたいということで、今候補で挙がっているのが一つ、1階にあります生涯学習センターのeホールとか、教育委員会の中でほかにこういった施設でできませんかねというようなことを実施本部、そういったところと今詰めているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 いずれにしろ、高校野球選抜大会もいよいよ実施の見込みとなってきて、アフターコロナの中で新しい日常というのがスポーツの世界でも生まれてきているのではないかなというふうに思います。そういった部分を含めて、越前市おいてもアフターコロナのムーブになれるように、ぜひこのあたりのスポーツ大会をお願いしたいとともに、私もそれに参加して少しでも体重を絞っていきたいというふうに思いますので、以上、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) お願いいたします。 169ページの住宅支援事業からの質問なんですけれども、先ほどの砂田議員の質問と全くかぶりましたので、不足した部分だけお聞きしたいと思います。 まず、新住宅取得推進事業補助金、これについてお聞きしたいんですけれども、この事業の中には、福井県内他市からの移住者に対して半年以内だったら補助金、それから県外からでしたら3年以内だったら補助金という形で出てるんですけれども、この実績はどのぐらいあったのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 申し訳ございません、全体の数字は持ってるんですけれども、転入者のみの数字が手元にございませんので、後ほどまたお知らせいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 聞き取りに事前に行っているんですけれども、分からなかったらいいんですけれど、転入者が要するにいるんです。その周知の方法を聞きたかったんです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 周知につきましては、不動産を扱っている事業者ですとか建築業者に広く県内に周知を行ってまして、これまでの住宅取得事業、そういったものからずっと周知を図っている成果が上がってまして、市外の業者さんであってもこの制度についてはほとんど把握をされていると、そういうことで、市外の転入者も市外の業者を使って建てられてる方もいらっしゃいます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) お願いします。 県外からの方もいらっしゃるんですよね。となると、県外への周知、これはどのような形でされているのかなと思うんですけれど、その辺はどうでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 県外の方につきましては、恐らくホームページなんかで御覧になっているとは思うんですけれども、実際県外の方は県内の事業者を使ってらっしゃると思いますので、その時点で事業者から施主さんに情報が行っているというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 分かりました。 この事業なんですけれども、これから先、先ほどの実績を見ますと本年度で133件を超えてるということですので、一人でも多くの方が転入していただけるということ、それから新築の家を建てていただくということを考えると大切な事業だと思いますので、さらに周知するということを努力していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 175ページの英語教育推進事業という1,938万2,000円の予算ですが、まずこれは小・中学校の新学習指導要領というのが、小学校は令和2年、中学校は令和3年ということで、特に小学校の英語教育ということが文科省のほうから色濃く出されて、今後もそれぞれ全国で開始されるという流れだなというふうに思います。そういったことへの本市の対応と、それから会計年度任用職員への報酬が1,188万円ということで、これは何名分、またどのような方がこういった職をしているのか、そのことについてお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) お尋ねの英語教育推進事業でございますけれども、越前市におきましては、かなり前から小学校、中学校において英語の教育の推進に取り組んできたところでございます。御存じのとおり、今ほど言われましたように、小学校にまで、今、英語の授業というんでしょうか、そういった取組が求められるようになってきております。 この報酬で持っておりますものでございますけれども、1,188万円、令和3年度で計上させていただきましたが、これはALTといいまして、アシスタント・ランゲージ・ティーチャー、要はネーティブな発音で生きた英語を子供たちが学べるように、外国人の方にこちらのほうに来ていただいて、英語の授業のときに先生と一緒に授業を行うと、英語の部分だけの先生という形でいらっしゃいます。その方が越前市におきましては3人おりますので、その3人の方々が各学校、特にこの3人につきましては小学校を主に巡回していただいて、ずっと学校の先生と一緒に活動していただくということでやられているものでございます。 この方たちは、大体3年ぐらい滞在されて任期が切れると帰国されるというパターンが多いんですけれども、これも国のほうとかでまとめておりますJETプログラムという、そういう会がございますけれども、そこを通じて御紹介いただいて本市のほうに派遣されているという、そういうシステムになってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) そういった中で、このコロナの状況の中でALTの3名の方という、任期の関係もあるんですけれども、近くの高校の状況なんかを聞いてみますと、今年は当てにしていた外国人の講師の方が来れなかったとかいろんなことがあるんですけれども、この3名の方、または本市についてのALTの補充というんですか、そういった方の人員での心配というのはないのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 今ほど3名のALTがいるというふうに申し上げたところでございますけれども、そのうちお一方につきましては、今年の7月において契約期間が満了となるというところでございます。8月から新たにお越しいただくということになるわけでございますけれども、その頃の世界のコロナの広がり状態というんでしょうか、それとワクチンの接種の状況、こういったものも大きく影響してくるのかなというところで、今その様子をしっかり見ている。ただ、予算につきましては、来ていただいてもしっかり活動していただけますように、予算のほうは計上させていただいているという状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) それで、本市は、全国に先駆けてといいますか、少し前から英語教育というものに力を入れているというような状況でありますが、そういった中で、子供たちの英語の習熟度というんですか、そういったことについてはどのような見解をお持ちなのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。
    ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 必須というんでしょうか、英語を学ぶことが子供たちに必須となってきているということを今おっしゃられたわけなんですけれども、令和2年度から、小学校5、6年生については大体年間70単位、週2回程度の英語を勉強していきましょうね、小学校3、4年生についてはその半分、週1回程度勉強していきましょうということで、大体中学年になってから英語というものに親しんでいただくということになっております。 それにつきましては、もちろん今申し上げたことについては全国で展開をされているところでございますけれども、越前市においては、平成23年とか随分前から本格的に取り組んでいるというところもございますので、この教育といいますのも、英語の試験があって、小学校に、テストで解くという、そういった点数をはかるというものではございませんので、感覚的なものといたしましてはしっかりできているのかなという、そういった感覚でしか申し上げられないので申し訳ないんですけれども、そういったふうに理解をしているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 小学校5、6年が本格的に始まるということで、子供さん方もなかなか大変やなと、私らの時代とは大分違うなというような思いもするわけでありますけれども、こういった国際化、グローバル化の時代の中で、しっかり越前市の子供さん方が英語を身につけて世界で活躍できるような、そんな人材をたくさんつくっていただければなというふうに思います。 次に、187ページの地区公民館についてということなんですけれども、現在コロナ禍の中で様々な公民館の使用、どの施設もそうなんですけれども、使用についての規制がいろいろあるというふうにお聞きをしております。 当然、部屋を使用する入場の人数であるとか、調理室での、料理はしてもいいけれども食べないでほしい、食べたら駄目だというか、そんないろんなことがあるというふうにお聞きをするんですけれども、地区の方々からするとちょっと厳し過ぎるんでないかというような声もいただくことがあるんですけれども、厳しいということ自体は何も悪いことではないわけであります。感染を予防するという意味では、自治体の責任としてそういったことをやっていくというのは当然の姿勢かなというふうにも思うんですが、現在越前市はしばらく感染者の方も出ておりませんし、隣接の他市町の状況なんかも聞きますと、考えを少し直してもいいのかなという時期に来ているのかなとも思うんですが、その点についてのお考えをお聞きをいたしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 橋本教育委員会事務局理事。 ◎教育委員会事務局理事(橋本美帆君) 今現在、地区公民館等で利用制限をさせていただきまして、皆様の御協力で、使いづらいというような御意見が議員さんのところにも行っているのかなというふうには思います。 ただ、基本的に、今おっしゃいましたように、公民館では飲食を禁止するとか、それから利用人数を2メーター離して使えるようにということで、大体通常の2分の1程度の利用人数の制限をさせていただいたり、時間を3時間までということで区切らせていただいたりというような制限をさせていただいております。 コロナの感染状況が本県において非常に落ち着いた状態であるということは認識をしておりますけれども、今後、これから春に向けて非常に人の出入りが激しくなる時期でもございますし、何とか春をまたいで、県外との行き来が収まった時期頃に感染状況も鑑みながら少し見直しをかけていこうかなというふうにも考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) ワクチンの接種も始まりますし、そういった意味ではコロナ慣れをするのはあまりよくないと思いますけれども、しっかりとした感染の対策というものも講じながら、せっかく講座へ来て人と触れ合うというような、そういったことの楽しみもなくなってしまってるというようなこともお聞きしますので、徐々にではありますけれども、しっかり対応しながら感染状況も見て、そういった利用の規制といいますか、そういったことも少し検討をしていってほしいなというふうに思います。 次に、203ページの東京2020の関連事業ということでお聞きをいたします。 674万9,000円でありますけれども、国の組織委員会等でいろいろあるわけでありますけれども、それはそれとして、一連のオリンピック開催の開会式までの流れということで、どういうふうに本市としては予定をしながらスケジュール、こういったことがあるのか、お聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 東京2020オリンピック関連事業、この予算でございますけれども、実は令和2年度の当初予算で600万円余りを計上させていただきましたが、オリンピックが1年延期されたということで、3月補正で一旦0に落とさせていただいて、再び今回、3年度の当初予算で計上をさせていただいたものでございます。 そのオリンピックの開催時期でございますけれども、7月23日から開催予定ということでございます。今日もお昼のニュースで聖火ランナーのこと等も言っておりましたけれども、5月30日に聖火リレーを福井県でいうと、越前市のほうを出発して嶺北の各市町を回っていって、最後のほうは福井のほうで終わるということで聞いております。その前日は嶺南のほうを回るというふうに聞いております。 5月30日に聖火リレーがございますので、越前市の選手として、フェンシング競技、見延選手や佐藤選手が出場の有力視を非常にされているところでございますので、もし決定をいたしましたら、その前、5月ぐらいにはぜひ壮行会というものをコロナの感染症対策をしっかり取りながらやっていきたいなというふうに思います。 先ほど申し上げましたように、7月23日からオリンピックが始まります。そのときには、もし本市から選手が出られてそれが放送されるときには、パブリックビューイングということで実施をしていきたいなと考えているところでございます。見延選手の近くということで今立地区、あと佐藤選手は国高地区のほうも考えているわけなんですが、それと密を避けるために、こちらの1階のeホール、こちらでも分けた形、同時開催というんでしょうか、そういったことも検討していきたいなと考えているところでございます。 そういった形で市民がこぞって応援をしたいと思っておりますが、何しろ今応援も大きな声を出して、声を上げてわってできないということもございますので、今、スティックバルーンとかといいまして、空気を入れて膨らます2本の棒みたいなのを買いまして、そういったものをたたいて応援するというんでしょうか、そういったことも検討しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 今、西野局長のほうからも、本市出身でありまして、前回も出場しております佐藤選手それから見延選手ということのお名前も出たわけでありますけれども、ただ実際にはまだ代表って決まったわけではないなという認識を持ってるんですけれども、ほかの競技もいろいろあって、まだ代表というんか、決まってる種目もあるんでしょうけれども、フェンシングについてはまだというような認識なんですけれども、これはいつ頃決まるんかなというのを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) フェンシング競技の出場が有力視されております見延選手、佐藤選手でございますけれども、最も早い場合、3月19日から23日にロシアで開催を予定されておりますワールドカップ、こちらのほうで成績を反映した世界ランキングが上位に来ればおのずと出場が決まるということがまず一つ目でございます。 これで決まらなかった場合、4月に予定されておりますアジア・オセアニア地区の大陸別最終選考会、こちらのほうで優勝されれば決定となります。 それでもなお決まらなかった場合、日本フェンシング協会が、日本の開催国として選手を8名、枠として持っております。その中に選ばれれば出場するということになるわけなんですけれども、じゃあいつこの8名の枠をするかというのはまだ公表されておりませんので、それはちょっと分からないという状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 何回かの大会を経て春先には出場できるかどうか、私たち市民としても出場をぜひお願いをいたしたいなというふうに思います。 仮に出場して、市民の望むところですけれども、メダルを取れたというような大変喜ばしい状況になった場合、市としてはどのような対応を、オリンピック後というんですか、そういったことについては何かお考えあるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) そのような状況になると私もうれしいということでございますけれども、見延選手、佐藤選手が上位入賞された場合には、報告会や街頭パレード、こういったものを実施したいと考えているところでございます。しかしながら、この経費は当初予算に持っておりませんので、もしそのような状況になりましたら所要額につきまして補正をさせていただきますので、その節にはどうぞよろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) それで、ただいまオリンピック開催まで150日を切っているような状況の中で、全世界がコロナ禍というようなことでなかなか大きな声を出せないというのは当然なんですけれども、市民の中においても機運の盛り上がりというんですか、オリンピックに向けての盛り上がりというのはなかなかないなというのが正直なところであります。これは教育委員会だけの問題ではないというふうにも思いますけれども、そういったことを含めて、市民の盛り上がり、こういったことについてどのように今後やっていかれるのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 何よりも一番市民が盛り上がるのは、越前市出身の選手がオリンピックに出場されることが一番盛り上がりを強くするというふうに思っておりますので、私どももそれに選出されるようにしっかりと応援をしていきたいというふうに思っておりますので、皆さんもまたよろしくお願いいたします。 ○議長(三田村輝士君) 以上で区分3に対する質疑を終了いたします。 以上をもって本案に対する質疑を終結いたします。 本案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分につきましては、お手元に配付してあります予算付託表のとおりであります。  ================ △日程第2 議案第8号 ~ 日程第7 議案第13号 ○議長(三田村輝士君) 日程第2議案第8号令和3年度越前市国民健康保険特別会計予算から日程第7議案第13号令和3年度越前市下水道事業会計予算までの6案を一括して議題といたします。 本6案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) それでは、予算書の22ページ、令和3年度越前市水道事業会計予算についてお聞きをいたします。 今回の水道事業会計の予算、第2条のところなんですけれども、まず給水戸数3万4,019戸という想定でありますが、前年度とかこれまでと推移して、給水戸数というのはどういう位置づけなんですか、増えているんですか減っているんですか、まずお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 三田村建設部理事。 ◎建設部理事(三田村憲男君) 給水戸数につきましては、令和2年度の予算におきましては3万3,717戸でございます。また、令和元年度の決算につきましては3万4,009戸ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) 給水戸数に関しては、横ばいという感じでないかなと思います。 1つ飛びまして、3番の1日の平均給水量2万3,019立米というのがありますが、これはたしか県水の責任受水量は1日2万5,000立米だと思うんですけれども、ここで2,000立米近く少ない数字が出ておりますけれども、これについて御説明ください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 三田村建設部理事。 ◎建設部理事(三田村憲男君) この減量につきましては、配水池からの1日の平均配水量につきましては、時期によって増減はありますが、令和元年度決算におきまして、県水受水量の日量2万5,000立方メートルを上回ってございます。しかし、給水人口の減少や節水機器の普及の影響、また漏水による有収率の低下の影響を考慮し、令和3年度当初予算では、収入となる給水量につきましては1日平均2万3,019立方メートルとしてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) そうしますと、県水は責任受水量ですから、日に2万5,000立米はどうしても受け入れるということになりますよね。越前市の水道としては2万3,000立米給水ということになりますと、この差はどういうふうになるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 三田村建設部理事。 ◎建設部理事(三田村憲男君) この差につきましては、先ほども言いましたように、有収率低下の影響が第一と考えますし、また給水人口の減少や節水機器の普及の影響というのが考えられます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) つまり、送るときには2万5,000立米、それ以上送っていても、届くのは2万3,000立米しか届かないということですね。となりますと、2万5,000立米仕入れをして2万3,000立米しか売れないということになると、毎日2,000立米ずつ越前市が負担をしていると。この県水の97円で計算しますと、1年間に7,000万円を超える金額であります。 第3条の収益的収入、営業収益の19億8,400万円です、その次の営業費用の18億7,500万円、僅か1億800万円ぐらいの差しかないんです。その非常に僅かな売上げと仕入れの差から7,000万円が水漏れで出ていくということになると、水道の経営としては非常にかつかつといいますかぎりぎりのところでやってるんじゃないかなという感じを受けるんですけれども、それについてはどのようにお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 三田村建設部理事。 ◎建設部理事(三田村憲男君) その差につきましては、今後有収率の向上の取組に力を入れていきたいというふうに思っております。 まず、取組としましては、夜間流量調査を年2回実施し、漏水箇所の早期発見に努めていきたいというふうに思っております。 また、有収率向上には老朽管の更新が有効であることから、市水道施設更新計画の中で最優先に更新すると位置づけました、衝撃によって破損しやすく、また漏水が多発している管路の更新を実施しており、こういったものを引き続き取り組んでいきたいというふうに考えてます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) この1日の平均給水量というのは、今後人口がなかなか増えていかない減少時代に入っていまして、給水量というのはだんだん少なくなっていくことはあっても増えるのはなかなか難しいと。反面、県の責任受水量の2万5,000立米を下げてもらう努力をしないと、この差が広がっていくとかなり苦しいと思うんです。この県の責任受水量を、2万5,000立米を下げていただくような、そういう手だてというのはないんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 三田村建設部理事。 ◎建設部理事(三田村憲男君) この県水受水量につきましては、ダムの建設に伴って量を決めてございますので、ここにつきましては今後検討、協議になってくると思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) ダムのアロケーションの中でそれぞれの分担があると思うんで、そんなに簡単にはいかないと思ってますけれども、今後人口減少の中で、それも並行して取り組んでいく重要な課題じゃないかなと思っています。 それとはまた別に、県水の供給単価が97円から今回さらに値下げということで、7円値下げされて90円になったということをお知らせを受けております。今回97円から90円になった、これはこの予算に対してどのように反映してるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 三田村建設部理事。 ◎建設部理事(三田村憲男君) 令和3年度の予算におきましては、県水の供給低減の案を受けました。支出となる受水費用の軽減について反映をさせていただいております。しかし、収入となる水道料金の低減につきましては、来年度早々から検討を行う予定であり、現在の水道料金にて算定をしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) 水道料金の協議会を立ち上げていくということですか、新年度から。そうしますと、その協議会は実際いつ頃立ち上げてどのように進めていくのか、いつ頃そういう結論めいたことが出てくるのかというスケジュール感は今お分かりでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 三田村建設部理事。 ◎建設部理事(三田村憲男君) 水道料金の低減に向けた検討につきましては、4月から市水道料金協議会を開催し、9月の市議会に市水道事業給水条例の改正案を上程し、10月から水道料金を低減できるよう、早急に検討していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(三田村輝士君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) 12月、私どもの政新会の代表質問の中でも、奈良市長は水道料金の低減に向けて鋭意努力するという答弁をいただきました。もしそういう低減が実現するとなれば、平成23年3月以来、実に10年近い年月をかけてそれが実現するわけでありまして、かなりのトピックスだと思うんです。ぜひとも水道料金の引下げを実現していただきたいと思いますので、今回あえて質問をさせていただきました。 以上です。 ○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 本6案については各委員会に付託いたします。 なお、付託区分につきましては、予算付託表のとおりであります。  ================ ○議長(三田村輝士君) 本日はこれをもって散会いたします。 次会は3月1日午前10時から再開をいたします。        散会 午後2時45分...